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ホテイアオイ:浮かべと フォルダ:デビューせずに計画を畳めと SeaPearl:海の中の真珠のような存在になれと(意味は良いが韓国語の発音は悪口) ガールレ(韓国語発音:コルレ / 雑巾):ガールズグループのレジェンドになれと(軽い女をコルレと呼ぶ) ガールグループ:記憶しやすいから Dog&Cow:猫も杓子も キムチ:キムチ広報大使をしろと 90002:やめるように 青島闘牛祭り:どうせ身体で勝負するから ネイト記者:歌謡界を生で食べようと パングィ(おなら):虚飾なしに活動しろと インテグラル(∫):関数グループf(X)を越えろと .avi:男性たちに愛を受けろと このとんでもない名前は、後でApinkニュースにも紹介されました。メンバーたちは怒りながらも、一方では笑顔を浮かべたでしょう。本人たちが考えても面白いようです。そういえば命名イベントを興味深く見守っていた人の中で、Apinkファンになった男性たちが結構いたといいますね。 Apinkがデビューした2011年には、それこそガールズグループ洪水時代でした。170グループ以上のガールズグループが新たに登場したんです。上記で紹介した命名のうち、Dog&Cow、90002、Lastなどがこのような雰囲気を反映した名前でしょう。 さらに、Apinkの所属事務所PLAN Aエンターテイメントは当時、芸能人としては『スーパースターK2』の勝者ホ・ガク1人だけでしたし、マネージャーもたった1人だったため、しっかりとした広報さえできない状態でした。さらに、Apinkが掲げたグループのコンセプトも「清純な少女」でした。 その後7年間、Apinkは清純コンセプトから外れたことがありません。一度もセクシーな姿を舞台で見せたことがないですよね。年齢とともに「清純少女」から「清純な女性」に変化を与えたものの、グループ全体のイメージで「清純」は欠かせない要素でした。 2011年にはセクシーな女性やアルファガールが大勢でした。当初はApinkも女戦士やガールズヒップホップなどの強いキャラクターでデビューする方針でしたが、デビュー直前に清純コンセプトに切り替えたそうです。最初はガールズグループとして、あまりにもよくあるコンセプトだという批判を受けました。 2011年に第13回Mnetアジアンミュージックアワードで女性新人賞を受賞するなど、多数の新人賞を受け、2012年1月にMnet『M COUNTDOWN』で1位を占めたものの、認知度はあまり高くありませんでした。 Apinkが人々の話題になり始めたのは2012年7月に放映されたtvNのトレンディドラマ『応答せよ1997』に、メンバーのチョン・ウンジが主演として抜擢されて大活躍したおかげです。認知度が少しずつ高くなり、2013年7月に『NoNoNo』でKBS『ミュージックバンク』で1位となり、初めて地上波で1位になりました。2014年に発売した『Mr.Chu』と『Luv』も音楽放送を総なめにしました。 「清純な(?)」一本道を歩きながらApinkは、2011年にデビューしたガールズグループの中で独歩的な認知度と人気、強大な火力を備えたファンダムPANDAを抱える大勢になりました。そしてガールズグループに「清純」のイメージを復元させました。 2015年末、音楽批評家たちはApinkとLOVELYZ、ヨジャチング(GFRIEND)を例にあげ、「今は少女の時代だ」という評価を出しました。一部では、Apinkを挟んで4年前にデビューした少女時代、4年遅れてデビューしたヨジャチング(GFRIEND)をまとめて、「清純ガールズグループ4年周期説」を掲げたりもしました。 端正でさわやかな制服、地味な綿のズボン、レースが施されたゆらゆらとしたワンピース、このような服でラップを歌うのなら、少しぎこちないと言えばそうでしょう? そのためか、Apinkの歌の中には特別なラップパートがありません。 メンバー全員がボーカル、シンガー体制です。デビュー初めにはメインボーカルのチョン・ウンジの歌が目立つ方でしたが、今では全メンバーが安定的にライブを歌うほどの実力を備えました。さらに、6人の音色がそれぞれ異なり、熱心なファンたちはどのパートで誰が歌ったのか区別するのは容易だといいます。 メンバー6人の音色をだいたい比較すると パク・チョロン - 弱いながらも清純なボーカル、グループの清純イメージと最もよく合う ユン・ボミ - 才能と訴える力を持った若干ハスキーなボーカル チョン・ウンジ - 高音、低音、美声がすべて魅力的な魔性のメインボーカル ソン・ナウン - メンバー6人のちょうど中間に感じられる音域帯と音色を持つボーカル キム・ナムジュ - 力のある声とすっきりとした美声 オ・ハヨン - 感情表現に長けたハスキーな低音 清純な少女たちであるため、舞台の上で壊れた姿を見るのは難しいですよね。しかし、リアリティ放送では猫かぶりを捨て遠慮なく壊れ、気さくな姿を見せてファンたちの歓呼を受けます。 しかし、メンバー1人1人の認知度はまだ低いです。『応答せよ1997』の主人公チョン・ウンジと『私たち結婚しました』に出演したソン・ナウン、『本物の男』の女性軍人特集とプロ野球始球で定評のあるユン・ボミはまだ認知度が高いが、残りのメンバーについてはファンではないなら名前さえ分かりません。6人全員が本名で活動しているのにもかかわらず。 Apinkのメンバーについては次回に続きます。 |