Q.BLACKPINKについて教えてください。（上）
| A. | 黒いピンクって？ このような色を見たことがありますか？ 寡聞したせいでしょうが、筆者はこのような色を見たことも聞いたこともありません。いくら想像をしても黒系統のピンクを推測さえできません。 一体何色をこのように？ 悩んだ末、調べてみたところ、BLACKは色ではありませんでした。PINKのようでないPINK、PINKのようでPINKではないという意味を含んでいる単語でしたね。最もきれいで少女らしいPINKを掲げながらも、PINKはこれ以上ないといって、BLACKで否定してしまったのです。 流行の言葉で言うなら、「きれいなものがすべてではない」歌手らしく歌で勝負するというメッセージがグループ名に溶け込んでいるわけですね。
韓国の大型企画社YGは、2NE1以降新しいガールズグループを披露できませんでした。BIGBANG、Sechs Kies（ジェクスキス）、iKON、WINNERなどのボーイズグループは相次いで登場しましたが、噂が繁茂するだけでガールズグループのデビューはありませんでした。 YGの新しいガールズグループがデビューするという噂は、2012年から出回りました。「少女時代」に次ぐガールズグループを準備中だとし、メンバーたちに整形手術の禁止契約を書かせたという話が回りながら、いち早く関心を吹き起こしました。 ラップを練習しているジェニーの映像が公開され、公式チャンネルを通じてPink Punkという名前で「The Girls are coming！」というフレーズで期待を抱かせました。デビューが失敗に終わりましたが、当初の名前はPink Punkだったことを確認することができますよね。YGファンの間では、グループ名が「TLC-F」に確定するだろうという予測もありました。「TLC-F」は、米国の有名なガールズグループTLCにFin.K.LのFを合わせた名前ですね。 この他にも、マグナムなどの複数の名前がグループ名に取り上げられましたが、最終的にBLACKPINKに決定しました。グループ名をめぐって悩んでいる間に、メンバーも9人から4人に減少しました。少女時代ではなく自分たちだけのアイデンティティを持ちたかったのかもしれません。 BLACKPINKは、YGの音楽の核心であるTEDDY（パク・ホンジュン）がプロデュースを担当しました。TEDDYは2NE1の歌をプロデュースしたことがありますが、グループ自体に対するプロデュースを引き受けるのはBLACKPINKが初めてです。このようなグループがデビューわずか半月で頂上に上がったため、彼としても感慨が深いですね。振り付けは、パリス・ゲーベル（Parris Goebel）が作ったそうです。 公式デビューを1カ月後に控えた2016年6月29日、初めて団体ティーザーが公開されましたが、1日中リアルタイム検索語1位を獲得しました。続いて2番目のティーザーが公開され、8月8日午後にデビューアルバム（タイトル曲『WHISTLE』、『BOOMBAYAH』）の音源とミュージックビデオが大衆に披露されました。ミュージックビデオは公開3時間で再生回数300万回を超え、1カ月も経たない期間にダブルタイトル曲『WHISTLE』『BOOMBAYAH』の再生回数を合わせて5500万回を突破しました。 そして、瞬く間に歌謡界を席巻しました。YGはデビューアルバムに収録された8曲がすべて良く、1枚のアルバムで8つのミュージックビデオを撮って、活動も8回すると言及しました。 この言葉を聞いたファンたちは、当然年末までにデビューアルバムだけで活動すると思っていましたが、11月にセカンドシングル（タイトル曲『火遊び< PLAYING WITH THE FIRE >』）が出ました。『火遊び』もSBS『人気歌謡』で2週連続1位を占めました。 『BOOMBAYAH』のミュージックビデオは、デビューわずか5カ月経った2017年1月31日に再生回数1億回を突破しましたが、BLACKPINKに先立って1億回を超えた韓国のガールズグループは、少女時代、2NE1、f（X）、TWICEの4グループだけです。 所属事務所YGもBLACKPINKの成功に鼓舞されたようです。当初はBLACKPINKに続き、ガールズグループ1グループを追加デビューさせる案も検討しましたが、今はBLACKPINKにオールインすると明らかにしました。BLACKPINKのメンバーに入れなかったYGの練習生としてはあれこれと残念に思うしかないですね。 BLACKPINKのファンダムはBLINK。BTOBのユク・ソンジェもBLINKの一員であるかのよう思われます。ファンダムの男女構成は50対50程度。しかし、Vアプリでは男性ファンが珍しく、女超ファンダムとして認識されます。さらに、海外のファンが圧倒的に多いですよね。メンバーのほとんどが外国語の実力が優れていたからではないかと思われます。メンバーについては次回に続きます。 |
- Lim, Chul
- 入力 2017-03-22 00:00:00
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