Q.GOT7について教えてください。（上）
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2016年4月1日エイプリルフール。恐らくこの日起きた事が嘘であればGOT7としては本当に失望したことでしょう。デビューから約2年間首を長くして待ちわびた地上波1位をKBS『ミュージックバンク』にて初めて達成した日であるためです。 GOT7は2014年1月に『Girls Girls Girls』でMnet『M COUNTDOWN』にてデビューしてから注目を受けましたが、なかなか1位になることができませんでした。デビュー10ヶ月目にして打ち出した正規1集『Identify』が限定版7000枚を含む77000枚を販売し、パク・ジニョンが作詞した『Just Right』はファンたちの熱い呼応を受けました。しかし地上波はもちろん音楽放送でもトップとは程遠い位置にいました。 2015年10月に入り4枚目のミニアルバム『Mad』がSBS音楽チャンネルとなるSBS MTVの『ザ・ショー』にて初めて1位となりましたね。SBS『人気歌謡』ではイム・チャンジョンの『もう一度愛』に続き2位となりましたが、ゴルフ中継により欠放したためファンは1位になる機会を惜しくも逃したと残念がりました。放送がしっかり行われていれば現場で行うメッセージ投票により390表の差を十分に逆転させることができたと考えたためです。 当時1位となった『もう一度会い』は最初に発売されたアルバム物量が5000枚に追加生産された1000枚を合わせても6000枚にしかならないアルバムであり、1位となったときにはすでにアルバムが絶版となった状態でGOT7のファンとしては目の前で逆転のチャンスが吹き飛んだ気分になったことでしょう。 しかし5枚目のミニアルバム『Flight Log: Departure』で地上波1位となる感激は素晴らしいものだったでしょう。ちょうど4月29日から30日までソウルオリンピック公園SKハンドボール競技場にて初めての単独コンサートも予定されていた状態でした。さらに所属事務所JYPエンターテイメント（以下、JYP）としても2013年5月2PM以来ボーイズグループが『ミュージックバンク』でトップになったことがなく、会社職員たちの感慨も深いものだったはずです。 どれだけ嬉しかったのかJBは『ホームラン』という自作曲まで作ったといいます。ホームランを飛ばして喜び、ぴょんぴょん飛び跳ねる姿とは、ファンも一緒に楽しんだことでしょう。 2PM以降6年ぶりにJYPが披露した7人組ボーイズグループGOT7のキャッチフレーズは「Come and get it, GOT7」です。GOT7をこっそり好きでいたのにファンであることがばれた際には「Come and get it」されたと言うのでしょうか。 韓国語で読めば「got」と「god」は区分がうまくできません。つまり갓세븐がgot7なのかgod7なのか分かりません。デビュー前には大人しくGET7にするか悩んだようですが、語感がよくないためGOT7に落ち着いたといいます。その後パク・ジニョンは放送でg.o.dの初期の名前であるgod6から名づけたと明かしたりもしています。とにかく、ファンが聞くにはGOT7は衆意的な表現に聞こえます。熱烈なファンにとっては「幸運を持つ7人のアイドル」ではなく「私の偶像、7人」となりました。 GOT7は多国籍メンバーで構成されています。韓国と香港、タイ、アメリカなど4つの国籍が混ざっています。デビュー当初はヒップホップグループを志向しましたが、今では多様なジャンルの曲を歌っていますね。メンバー7人が全員ダンスもうまいためステージではエネルギー溢れるパワフルなパフォーマンスを見せてくれます。 JYPの暗黒期とされる2014年にデビューしたためか、ファンダムの大きさや海外での認知度に比べれば韓国内では大衆性が弱いという評を聞きます。2016年MTV EMAにて「ワールドワイドアクト賞」を受賞した後、韓国でもファンが増える傾向を見せており期待されています。 GOT7のファンダム名は「iGOT7」。これはGOT7がデビュー直後にSBS MTVを通じて放送したリアリティ番組の名前と同じですね。メンバーやファンたちは「iGOT7」よりも「アガセ」というニックネームを多く使います。 iGOT7は海外ファンの比重がとても高く、忠誠度もすばらしいものです。音源順位は低くてもYoutube再生回数だけは1千万を軽く超えるほどです。ボーイズグループでYoutube再生回数にてGOT7の前にいるのはグループBIGBANG、EXO、防弾少年団程度です。 iGOT7は中でも投票にとても情熱的であり、2014年新人賞候補となった時にも熱烈に投票に参加しました。有料で進行された当時、投票でファンが使ったお金が6500万ウォンに達し、新人賞で一番多くお金を使ったファンに選ばれました。ファン同士で行う話としては投票で順位を決めるのであれば、決して負けることはないという自負しているそうです。このためiGOT7に生まれたニックネームがフェニックス、トプチンセ（投票に狂った鳥）。 GOT7のメンバーについては次回紹介します。 ※この記事は「 GOT7について教えてください。（下） 」に続きます。 |
- Lim, Chul / 写真=JYGエンターテイメント
- 入力 2017-04-17 00:00:00
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