A. | インターネットを見回すととても簡単に「麻薬」のつく料理を作ることができるというTIPを見つけることができます。 本当にそんなに簡単に作ってもまた食べたいという気持ちになるのでしょうか?人により味の好みは違うでしょう。しかし麻薬料理は作ることはそれほど簡単ではありません。 材料こそ特別なものはありませんが真心がたっぷり入ってこそ中毒性のある味を演出することができるでしょう。キムパプとオクススパン、ホットドッグなど代表的な麻薬料理のレシピを紹介します。 麻薬キムパプは鍾路5街の広蔵市場で売られるキムパプから由来します。慶北青島のハルメ(お婆さん)キムパプも鍾路通りのキムパプに劣らず人々を引き付けます。辛いのに甘い味、韓国人はこの味に自然と引かれるようです。 広蔵市場麻薬キムパプ -材料(2人分基準):のり(5枚)、ほうれん草(1/2束)、たくわん(1/4個)、にんじん(1/2本)、卵 -作り方 1.たくわんはキムパプに合った大きさに薄く切った後、「砂糖大さじ2、酢大さじ3、水1カップ」に1日ほど漬ける。 2.しょうゆと酢、水(大さじ1)、練りからし、砂糖(大さじ1/2)の材料すべてを入れてまぜソースを作る。 3.茹でたほうれん草をさっと水に付け、冷水ですすいでしっかり水気を取ったのち、ナムル調味料(おろしニンニク、ごまあぶら大さじ1、塩小さじ1/4)を入れて和える。 4.にんじんは細く切って塩を入れて漬ける。その後水気をしぼりフライパンにオリーブオイルを入れて炒めたら砂糖を入れてさらに炒める。 5.たまごは溶いて塩と料理酒を入れて混ぜたのち、食用油を少し引いて卵焼きを作りキムパプの大きさに切る。 6.米を炊く際に料理酒と昆布を入れて通常より水を少なめにして炊き、熱いうちに塩とごま油を混ぜる。 7.海苔に米、ほうれん草、たくわん、にんじん、卵を入れて巻く。 8.巻いた海苔の表面にごま油を塗り、ごまをかけてそー津を付けて食べる。
青島ハルメキムパプ -材料:たくわん200g、さきいか50g、粉とうがらし大さじ2、しらす大さじ2、のり5枚、米2杯、ごま油 -タレ:ねぎみじんぎり大さじ2、梅エキス、おろしニンニク、ごま油、ごま各大さじ1、刻んだ青唐辛子2個分 -作り方 1.たくわんは短く切り、さきいかは適当な長さに切った後に湯に浸す。 2.たくわんとさきいかにしらすとタレの材料を入れてよく混ぜる。 3.固めに米を炊きごまあぶらを少し混ぜる。 4.海苔の上に米を乗せ真ん中に2の材料を入れて巻く 麻薬オクススパンは大邱のサムソンパン店にて売られていたパンです。甘いマヨネーズととうもろこしの食管が加わり一度食べ始めたらそのまま2~3個は食べてしまうといいます。人気が高まりソウルのパン屋でも見つけることができるようになりました。ベーカリーのオクススパンを家で作ることは簡単ではありません。代わりにオクススモーニングパンを活用して似た味を作ることができます。 麻薬オクススパン -材料:とうもろこしモーニングパン(食べるだけ)、コーン缶340g、すりおろしたたまねぎ1/2個分、マヨネーズ80g、砂糖大さじ1、練乳大さじ2 -そぼろ:バター、コーンフラワー、砂糖各70g、黄身1個、塩 -作り方: 1.コーン缶は水気を取った後、すりおろしたたまねぎとマヨネーズ、砂糖、練乳をまぜてとうもろこしソースを作る。 2.やわらかくしたバターに砂糖と塩を入れ、黄身を加えて混ぜてコーンフラワーを加えてそぼろを作る。 3.オクススモーニングパンの上を切りとうもろこしソースを入れてそぼろをこんもりと乗せて手印オーブンで 10~15分間焼く。 麻薬ホットドッグはキムパプと合わせて麻薬料理の根幹を成します。路面料理から発展したとも言えるでしょう。昨冬には街中の露天商がホットクやたい焼きの代わりに麻薬ホットドッグに商売アイテムを変えた姿を見ることもできました。麻薬ホットドッグは米粉を使い、中の材料は基本としてソーセージを入れることをはじめとしてモッツァレラチーズなど多様な材料を使います。ソースも店舗によってそれぞれ違いますが、温かいホットドッグに砂糖をまぶした後にケチャップとマスタードをつけて食べることが基本スタイルです。 麻薬ホットドッグ -材料:ソーセージ4本、モッツァレラチーズ30g、パン粉1カップ、油(揚げる用)、砂糖、ケチャップ、マスタード -作り方: 1.小麦粉、もち粉(各大さじ5)、米粉(大さじ1)、砂糖(大さじ2)、ベーキングパウダー(小さじ1/2)、塩(小さじ1/4)を混ぜ合わせた後、ラップをかけて室温で1時間ほど発酵させる。 2.串2本にはソーセージを、2本にはソーセージとモッツァレラチーズを刺す。 3. 2に発酵させた生地を衣にしてパン粉をまぶす。 4.油で揚げる ホットドッグが完成したら砂糖、ケチャップ、マスタードなど気分に合わせてつけて食べる。 |