Q.俳優ソン・ジェリムについて教えてください
| A. | ものすごく小さな顔です。顔が小さく、女性たちが屈辱を感じるという、俳優キム・スヒョンも自分よりも顔が小さい人物だと称えたことがありますよね。 ソン・ジェリムはあるインタビューにて自分の顔が小さいことはストレスのせいだと明かしたことがあります。ストレスにより北極ぐまの頭が小さくなったという記事を読んだという話も忘れませんでした。 彼は大学1年生のときに街でスカウトされ「俺を見て演技してみろって言うんだ」と母親に話したところ「詐欺だろうから行くな」という言葉を聞いたそうです。芸能界に入る前に早々に兵役義務を終えました。気胸により現役で入営する代わりに防衛産業体（国の防衛に係る軍需品の生産業者）にて勤務しました。 街中でスカウトされたことが気にかかっていたようです。兵役を終えてすぐに演技に関心を持ち、演技学院に通い始めました。しかし芸能界にはモデルとして足を踏み入れることになります。ファッション雑誌「marie claire」にてファッショングラビアを撮影し、2011年には韓国人で初めて日本の雑誌「メンズノンノ」、「メンズジョーカー」、「POPEYE」などのメインモデルに抜擢されたりもしましたが、彼の夢はいつまでも演技者でした。 初めてモデルの仕事をしたときもロールモデルは演技者に転向したイ・ミンギでした。 演技者としては2009年に映画『女優たち』にカメラマン補助役を演じてデビューしました。モデル活動をしながら映画、ミュージックビデオ、広告分野にて演技を続けます。そんな中で大衆に演技者ソン・ジェリムを知らせる機会がやってきます。 2011年tvNドラマ『イケメンラーメン店』にて縁を結んだチョン・イルの推薦により『太陽を抱く月』にて武士キム・ジェウン役を演じることとなりました。とても痩せており、寡黙に王の隣を守る彼に「チャクォルナム（冷たい宮の男）」というニックネームまでできました。 『太陽を抱く月』にて人気を得た後に2013年からは作品が溢れるように入り始めます。MBC『ネイルサロン・パリス ~恋はゆび先から~』、tvN『幻想の巨塔』に連続してキャスティングされ、同年夏には娘の命を助けるために半月間孤軍奮闘する男の話を描いたMBCドラマ『TWO WEEKS』にて主人公を追いかける寡黙なキラー、キム先生役を演じました。 2014年KBSドラマ『感激時代~闘神の誕生』にて小林武術の達人モ・イルファ役を演じ「シーンスティラー」という称賛を受けました。キャラクターへの没頭度が良く発展が期待されるという評価を聞きました。 これまでソン・ジェリムが演じた役を見ると武士、キラー、武術の達人などアクションメインのキャラクターがかなり多いですね。だからといって彼が武術の達人かといえばそうではありません。過去に十字靭帯が断裂し手術をしたことがあり2~3メートル下に飛び降りる場面を撮影することも怖いそうです。さらに運動が苦手だそうです。 『太陽を抱く月』撮影当時には走ることがおかしくキム・スヒョンが大笑いし、後宮の息子であるヤンミョン（チョン・イル扮）との最後の激闘シーンを撮影しながらもNGを繰り返し、なんと9時間も撮影したといいます。彼自らこのドラマを撮影しながら「自ら運動が苦手だということを自覚した」と告白しました。そｒでも『感激時代』ではアクション演技がとても上達し「人間の勝利」という評を聞くこととなります。 演技者として位置付き、バラエティ番組にも顔を見せる頻度が増えました。2014年MBCバラエティ番組『私たち結婚しました』にて女優キム・ソウンと呼吸を合わせましたが、スタジオのパネラーも驚くほどの恥ずかしい言葉を本当によく話し、キム・ソウンと接するその姿に女性ファンが歓呼したといいます。『私たち結婚しました』を撮影しながらオタクたちの間では同族であると歓迎されたりしました。普段の言動にも奇妙な同質感が漂いますが、この番組で5pbが制作したゲーム「Steins:Gate」の登場人物椎名まゆりが挨拶などで口癖のように使う「トゥットゥルー」を使っていたのです。 猫をとても可愛がるソン・ジェリムは家の外に出ることをあまり好まないそうですね。休みには家で映画を見たり本を読むなど「チプドリ」ですが、哲学の本も好んで読むそうです。 「恋愛を簡単に始めたくありません。恋愛を簡単に始めることはできますが、簡単に別れることはできませんから。恋愛とは他の人の人生に入り込み出て行くことですから。恋人を『寂しい』からと探すよりも、縁により自然と出会いたいと思います」 |
- Lim, Chul
- 入力 2017-04-26 00:00:00
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