A. | 『スーパーマンが帰ってきた』に出演中のコ・ジヨンは芸能人なのでしょうか。違うのでしょうか。 本人に聞いてみると、「僕は事業家」だという返事が返ってくる可能性が非常に大きいです。もちろん芸能人として大衆の人気を集めていた時代がありました。 コ・ジヨンは6人組ボーイズグループSECHSKIESのサブボーカルとしてデビューする時もすごく迷ったといいます。彼が歌手になったのは、純粋に小学校3年生の時から仲良しだった近所の友人、カン・ソンフンの影響です。カン・ソンフンは、すでにSECHSKIESのメンバーとして確定した後にコ・ジヨンを引き入れたそうです。 カン・ソンフンはウン・ジウォンと一緒にデュエットとしてデビューする予定でしたが、H.O.Tが絶大な人気を誇っていることを見守っていたテソン企画(現DSPメディア)が計画を変えてグループに切り替えたそうです。カン・ソンフンがグループではやりたくないと言うと、メンバーをスカウトする権利が与えられたそうです。イ・ジェジンとチャン・スウォン、キム・ジェドクが抜擢された後、一歩遅れて練習生生活も経ていないコ・ジヨンが合流しました。コ・ジヨンは空港にカン・ソンフンを迎えに行き、その場でキャスティングされたそうですが、聞いた話では現場で偶然キャスティングされたのではなく、カン・ソンフンが会社関係者にコ・ジヨンを披露しようとする意図があったそうです。 とにかく、最初にキャスティングの提案を受けたとき、コ・ジヨンは「学生の本分は勉強」と断ったそうです。そうするうちにカン・ソンフンの母親がコ・ジヨンの両親を説得して、チームに合流することになったといううわけです。 SECHSKIESはH.O.Tと双璧を成すほどの人気を集めましたが、活動に入ってから3年後にチームが解散しました。 チームが解散した後、カン・ソンフンとウン・ジウォンはソロ歌手に転向し、キム・ジェドクとチャン・スウォンはJ-walkというグループを結成して音楽活動を続けましたが、コ・ジヨンは芸能界を後にしました。だからといって、最初から芸能界と壁を作っていたのではなく、最初は演技者になろうとしましたよね。しかし、2001年KBSミニシリーズ『クール』にキャスティングされていたものが取り消され、その後もいくつかの映画にキャスティングされそうになることもありましたが、居場所を得られないことが繰り返されました。 2003年にはイ・ビョンホン、イ・ジョンジェ、シン・ウンギョンなどがいるプレーヤーエンターテイメントと契約も結んで、2004年には、啓明大演劇映画科に首席で入学しました。そうするうちに2004年8月、軍に入隊し、芸能界と決別しました。当時ファンとコミュニケーションをとるページに「演技者をやらないと心変わりしました。これから勉強をもっとして事業をしてみようと思います」と明らかにし音信を絶ちました。 それ以降の私生活はほとんど知られていません。一部のメディアが彼を引っ張り出そうとしましたが無駄骨でした。除隊した後、2006年に行った新聞社との電話インタビューで「これから芸能界活動をやめ、アメリカで留学生活をしようと思います。僕は芸能人とは適性が合わないようです」と心境を明らかにしたこともあります。 同じSECHSKIESのメンバーだったウン・ジウォンも、チームが解散した後、一度もコ・ジヨンに会ったことがないほど芸能界と塀を作って過ごしました。2009年にケーブルテレビで忘れられた芸能人の近況を調べるというテーマでコ・ジヨンを訪ねて行きましたが、「こんなのやりません」とインタビューを拒否し、姿を消したそうです。噂をたよりに最後にようやくコ・ジヨンを見つけた放送局のカメラに収められた映像は、自動車に乗って去るかすかなシルエットが全部だったそうです。 このような彼を再び舞台に引き戻したのはSECHSKIESとしてカムバックした昔の仲間たちです。16年ぶりにカムバックしたメンバーたちと一緒に、1990年代の歌手を招待する『無限挑戦トトガ(土曜日、土曜日は歌手だ)』の舞台に立ちました。しかし、コンサートの準備に参加しておらず、舞台でも他のメンバーとは異なり、スーツ姿でした。 本業が別にあり、チームの活動に直接参加することは難しいけど、部分的ながら参加してチームを助けたいという意思を表現しました。収益性を帯びないファンとの出会いも2度ありました。そのたびに私費で、ファンにはがきやプレゼントをあげました。 昔のメンバーと一緒に舞台に立ったことや、『スーパーマンが帰ってきた』に出演したことも芸能活動を再開するという意味で考えるの難しいです。 コ・ジヨンはSECHSKIES活動当時の2000年同い年のハイティーンスターキム・ソヨンとの熱愛説(両側が否認)が浮上し、女優イ・スギョンとも恋人関係でしたが、2013年12月仁済大学(ソウル白病院)のホ・ヤンイム教授と夫婦の契りを結びました。コ・ジヨンが行っている事業は、2次電池と広告ディレクターです。一時期エンターテイメント会社を設立したり、既存の事業とエンターテインメントを並行するとの記事が出ていましたが、確かではありません。 |