A. | 兵役は韓国男性の権利であり、義務でもあります。考えてみれば、いわば権利ではなく義務に近いようですが。 食べても食べても太らず、身体検査を通過できなかった22歳の青年が徵兵官前にひざまずいて、軍に行けるように哀願したという事例もあるんですよ。 がりがりに痩せていれば軍に行かないのかというと、その通りです。 背が非常に高かったり低い場合、非常に太っていたり、痩せている男性も兵役を免除されます。ただ、任意的に高くしたり、低くするのが難しい背とは違い、体重は調節が可能なだけに、ほとんど再検査を受けることになります。 現在身長が204センチを超えたり、160センチに満たなければ、軍に行きません。背が高すぎて現役入隊で挫折した人は、国軍体育部隊に行き、優越な身長を活用する道もあります。 160センチ未満の場合でも、140センチ未満は民防衛(民間防衛)も行わない完全免除(6級)、140~146センチは戦時勤労役(5級)、146~159センチは補充役(公益勤務)に含まれます。 兵役免除は民防衛も行わない6級を意味しますが、公益(社会服務要員)勤務もせずに民防衛に編入される5級から兵役が免除されたとみなします。残念ながら(?)背や体重の問題で兵役が免除された芸能人はいません。 大韓民国には確実に兵役が免除される人がいます。まさに女性ですね。どうして、当然のことを言うのかと思われていますか。 そう思われるかもしれませんが、苦痛を受けている人がいます。性のアイデンティティに混乱を感じているトランスジェンダーたちです。 タイではトランスジェンダーも当然徴兵検査対象と聞いていますが、これは韓国も同じです。 性転換手術を受けて物理的に完全に女性になったとしても、住民登録番号で後ろの7桁の最初が「1(男性)」から「2(女性)」に変わらない限り、徴兵検査を避ける道はありません。そして、法的に完全な女性になっても民防衛には行くことになります。 それなら、韓国で有名なトランスジェンダー芸能人のハリスは軍に行ってきたのでしょうか。
ハリスが日本の東京で性転換手術を受けた後、裁判所の承認を受けて改名した時期は2002年。当然、徴兵検査を避ける道はありませんでした。 しかし、軍には行きませんでした。身体検査で精神異常として5級判定を受けました。おそらく徴兵権がこじつける理由がないので、精神異常として追いやったのではないか、そういう気がします。 ハンサムな容貌に長い髪をなびかせながら歌うボーカルのキム・ギョンホ(金慶皓、1971.6.7)もひょっとすると?
キム・ギョンホが兵役義務を終えたかどうか、正確には、現役服務をしたかどうかは、よく明らかになっていません。ちまたでは肝蛭病で兵役を免除されたという話も聞きます。1枚目のアルバムを出した後、軍に行きましたが、心臓が良くなくて依家事除隊(家庭の事情による除隊)をしたという話も聞きます。兵務庁に尋ねても教えてくれないので、正確な事実を確認するには、本人に尋ねなければならないでしょう。 一時期、兵役資源があふれていたとき、身体が健康な男性でも高校を卒業できていなかったら、軍に行けなかったこともありました。だいたい1988年から1991年の間のことでしょう。 しかし、その以前または後にも中卒以下の学歴なら、身体検査で1級の判定を受けても、通常は補充役に編入されるのが慣例でした。 学歴や健康上の理由で兵役を免除された芸能人の話は明日に続きます。 ※この記事は「これまで韓国で兵役が免除された芸能人について教えてください。(中)」へ続きます。 |