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『プロデュース101シーズン2』を介して11人組のボーイズグループが作られるという事実が知らされましたが、チーム名が知らされたのは最終回の生放送が開始された後の6月16日夜11時頃でした。チームに合流する11人のメンバーが確定したのは6月17日午前2時です。 チーム結成後間もない7月1~2日の両日、ソウルオリンピック公園で『プロデュース101シーズン2』合同コンサートが開催されましたが、正式デビュー日は高尺スカイドームでの単独コンサートを持った8月7日です。 101人から選抜された11人。10分の1の競争をくぐって選ばれたメンバーは、各自聞かせたい事情も多いでしょう。考えてみれば『プロデュース101シーズン2』自体が少し波乱万丈でした。 Mnetがサバイバル番組『プロデュース101シーズン1』と、これにより輩出されたI.O.Iの成功に力づけられて、男性練習生が参加するシーズン2の計画は早めに知られましたが、SMエンターテイメント、YGエンターテイメント、JYPエンターテイメントなどの大型芸能企画社の反応は冷淡なものでした。 シーズン1は成功を収めたものの、練習生を出した企画会社の不満が多かったのです。自社所属の練習生の放送分量が少ないとか、悪魔の編集で被害を受けたとして実力のある練習生を出したくない雰囲気が広まっていました。 『プロデュース101 シーズン2』を経て結成されたグループの契約期間が2年で、外部活動が禁止される条件も男性アイドルグループ発足を準備中の企画会社には制約要因でした。交渉に難航して番組のスケジュールも多少遅れました。苦労して交渉をした末、YGエンターテイメントが子会社の練習生を出演させて当初不参加予定だったFNCエンターテイメントとSTARSHIPエンターテイメント、CUBEエンターテイメントなどが合流してなんとかシーズン2が披露されることになりました。 しかし、実力のある練習生が出ていない後遺症が次第に現れ始めました。出演者たちの実力がサバイバル番組の期待に満たないという評価が出始めたのです。 しかし、いざ番組が電波に乗ると状況が急変しました。初めての舞台が公開された後、各種ポータル検索キーワードの順位で1位を占めて、『Pick Me』の再生数は1日だけで100万回を超えました。4月7日に放映されたの初回の視聴率も1.6%と、シーズン1の1%を圧倒しました。初放送当日の投票もシーズン1に比べて3倍にも増えました。 シーズン1より概ね高い視聴率を見せ、最終回は5.2%の視聴率で仕上げました。シーズン2に注がれた関心はすごかったのです。話題性はドラマを除いた放送コンテンツのうちで圧倒的な数値で1位(30.4%)を占め、10週連続コンテンツ影響力1位を維持しています。 出演した練習生に対するファンの声援もすごいです。シーズン1はチョン・ソミ、キム・セジョン、チェ・ユジョン程度がファン層を形成しましたが、最終舞台に上がった練習生のほか、多くの練習生にファン層ができました。決勝戦で9位になった練習生が得た得票数は、シーズン1優勝者の得票数を超え、生放送のメール投票が120万票を超えたことで、放送局は1億2000万ウォンと望外な収入を上げたりもしました。*
デビュー前にも私生ファン**が生じ、自分が支持する練習生のために、他の練習生を根拠なく誹謗するアイドルファン層の弊害がそのままあらわれるほどでした。これはそれほど人気が高いという証拠でもありますね。 * Mnetは文字投票で生じた収益をCJ、ユネスコ少女教育キャンペーンに使用する予定。 **芸能人の一挙手一投足を知るために、自分の生活を後回しにしたまま昼夜を問わず追いかける熱心なファン。 |