Q.韓国海兵隊の捜索隊出身の芸能人を教えてください
| A. | ※この記事は「韓国陸軍捜索隊出身の芸能人を教えてください」の続きです。 オ・ジョンヒョクは俳優ヒョンビン、歌手イ・ジョンなどと同じ訓練所で海兵隊の訓練を受けました。訓練が終わった後、イ・ジョンは首都防衛司令部に勤務することになり、ヒョンビンは一般歩兵として服務したがった本人の意思とは異なり、海兵隊司令部で募兵広報兵の役割を担うことになりました。 各種海兵隊広報物にヒョンビンの顔が登場すると、ヒョンビンが望んだとおりに軍生活を送れるように干渉しないでほしいというファンの要求が殺到しましたが、海兵隊としてはお金をかけないで有名スターを広報に活用する機会を逃したくなかったことでしょう。 オ・ジョンヒョクもややもするとヒョンビンと同じ運命をたどるところでした。 オ・ジョンヒョクは最初から海兵隊捜索隊入隊を夢見てきました。 海兵隊の捜索隊は陸軍特戦司令部、海軍SEALなどと肩を並べる最強の精鋭部隊です。志願をして体力が検証されてこそ捜索隊員になることができます。 「（前略）TNT Cスリーを胸に抱いて、壊して破壊する勇敢な捜索隊」 海兵捜索隊歌の一節です。 海兵捜索隊は本隊が上陸する前に敵陣に潜入して先遣作戦の任務を遂行しますので、命がけの兵士たちです。彼らは空中落下や水中の潜り込みはもちろん、スキーに乗って戦闘をする訓練も受けます。 捜索隊に志願して合格しても全員が捜索隊員になるのではありません。水泳や体力テストに合格しなければならず、この後も10週間の捜索隊の教育と3週間の空輸教育を修了してこそ「海兵中の海兵」という緑色のベレー帽をかぶることができます。 緑のベレー帽は彼らのプライドを示す象徴です。 オ・ジョンヒョクが初めて海兵捜の索隊に志願したときは芸能活動による高校出席日数不足が理由で拒絶されました。再び志願したときに募兵官から連絡を受けました。 捜索隊の代わりに軍楽隊に変更したら海兵隊への入隊が可能だという内容でした。 「捜索隊に行くために海兵隊員に志願したのに軍楽隊の勤務なら海兵隊に行く理由がありません」 「まずは軍楽隊で海兵隊に入ってきたら捜索隊入隊テストを受けて合格すれば捜索隊に送ってあげる」 募兵官の言葉を信じて2011年4月に海兵隊の軍楽隊員になりました。 海兵第2師団軍楽隊で勤務を開始しましたが捜索隊のテストを受けさせてくれるという約束は守られませんでした。そんな中、海兵隊司令部に派遣命令が下りました。 「捜索隊に行けるのでは…」と期待しましたが行事が多い司令部の軍楽隊が彼を必要としていただけでした。 オ・ジョンヒョクは人事処長に面談を要請して入隊前の募兵官の約束を守ってほしいと訴えました。人事処長は彼の決然とした態度に感動して司令官に報告し、司令官はオ・ジョンヒョクに会った後「誰がしたとしても海兵隊がした約束は守らなければならない」と「捜索教育隊に入って捜索隊員になる資格があるか自ら証明しなさい」と言いました。 当時、彼は体つきが細くて弱く見える状態だったため、ちょっと心配にもなったことでしょう。 捜索隊の教育に参加したオ・ジョンヒョクは訓練に夢中になって優秀な成績を収めました。アイドル歌手という先入観を消し去ったのです。 そんな中、「海兵隊創設60周年記念演奏会に参加せよ」という命令が下りました。 「いや、またか」と不安がよぎりましたが人事処長は「残りの訓練だけ完了したら第2師団捜索隊に配置されるはずだから心配するな」と確認してくれました。 しかし、問題が生じました。海兵隊の司令官が変わったのです。新しく赴任した司令官は「軍楽隊に入隊したら軍楽兵として転役するべき、何が捜索隊だ」と言ったのです。 幹部も「可哀そうだけど、難しそうだ」という表情でした。 状況が苦しくなりましたがオ・ジョンヒョクはあきらめませんでした。幹部に会うたびに助けてほしいてとお願いし、海兵隊司令官に陳情書を出しました。 オ・ジョンヒョクは陳情書で本当の海兵隊員にならせてほしいと切実に訴えました。「海兵の名前でした約束を守ってほしい」という要請は新任の司令官の閉ざされた心も開いてくれました。 捜索隊の教育を終えて残りの軍生活を捜索隊員として送ったオ・ジョンヒョクは真っ黒に焼けてでこぼこした体つきの所有者になりました。4キロの武装駆け足でも1位となった彼は転役すら1カ月ほど延ばして酷寒期の訓練を終えた後に軍の門を出ました。 海兵の中でも最上位1％だけ行くことができるという捜索隊員というプライドはチョン・ソクウォン本人ではなく妻ペク・ジヨンが強いようです。 2人が結婚する前から歌手ペク・ジヨンは「海兵の女」として噂が回りました。 ペク・ジヨンの誇りにパク・ミソンが付け加えます。 「だからどこにも隠れることができません。特殊捜索隊だから見つけてしまうんです」 2008年、映画でデビューしたチョン・ソクウォンの最も有名な活動がペク・ジヨンとの結婚と言われるほどに作品活動は少ないほうです。 SBS芸能『ジャングルの法則』ニュージーランド編では服が水に濡れることを心配したのか服をすべて脱いでパンツだけ着たまま走り回っている姿を見せました。素晴らしい腹筋が放送でそのまま露出しました。これに対して制作陣が『ジャングルの法則』が捏造論議を消して視聴率を高めるためにチョン・ソクウォンの露出を活用したと言われましたが、とにかくチョン・ソクウォンはこの場面のためにしばらくの間「大物チョン・ソクウォン」とも呼ばれました。 |
- Lim, Chul
- 入力 2017-12-20 00:00:00
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