Q.今韓国で人気のウェブトゥーンを教えてください。(下)
| A. | 1. 未生（미생/作：ユン・テホ）- 入団できなかった囲碁の達人が会社で生き残るために一手一手悩む過程を描いた。 2. 十二夜（십이야/作：ムリュ）- ガグクという仮想の国を背景にした、複数の男女のファンタジーロマンス。 3. メリーは外泊中（매리는 외박중/作：ウォン・スヨン）- 鉄壁女のメリーとデスメタルボーカルカン・ムギョルの愛の物語。 KBS2でチャン・グンソクとムン・グニョンをキャスティングして月火ドラマで製作放映したが、視聴率は10％未満に留まった。 4. コケ（이끼/作：ユン・テホ）- 酒の席での軽い言い争いが発端となって、仕事を失い、離婚までした主人公が故郷に行く。漫画連載中に映画化が決定され、340万人の観客を動員した。 5. 密かに偉大に（은밀하게 위대하게/作：Hun） - エリートスパイは貧民街に住み、住民の日常を見て報告するようにという気の抜けた任務を引き受ける。キム・スヒョンが主人公役を引き受けて映画化され、評論家たちに酷評を受けたものの俳優の人気のおかげで興行に成功した。 6. 露店黙示録（노점묵시록/作：ペク・ボン）- 公務員試験を準備していた青年が、露天商の商売を手伝いたところをボンシクフードとの戦争に巻き込まれる。 7. トレース（트레이스/作：ネスティキャット）- 突然この世に出現したモンスター「トラブル」と超能力者の「トレース」の戦い。 8. イルチンのサイズ（일진의 크기/作：ユンピル、チュミョン）- 190㎝が超える長身のイルチンが、体が小さくなる病気にかかった後、いじめに遭う。 9. 0.0㎒（作：チャンジャク）- 心理現象を科学的に明らかにしようとした人びとが経験する危険な冒険 10. シンシ（신시/作：チョン・ウンスク）- 12個の時間で世界を支配する十二支神。人間を脅かす竜と、それに対抗する動物の神がみの戦争。 11. 世子戦（세자전/作：チョン・イリイリ）- 朝鮮時代を背景にした世子の座をめぐる王子7人の競争。 12. 旅行してもまったく同じだね（여행해도 똑같네/作：カラメル）- 犬のトングと旅立った夫婦の冬の旅行記。 13. 想像猫（상상고양이/作：キム・ギョン）- 人間と猫の同じような状況と異なる考え。 14. ミョジン伝（묘진전/作：ジェリービーンズ）- 天に帰りたい男、ミョジンともつれた奇妙な物語。 15. ツバメ伝（제비전/作：コ・ウン） - ワイルドなフンブとぶりっ子なノルブ兄弟の間に挟まれたツバメの厳しいおんがえし。 16. NRイェーガー（NR예거/作：チョン・サンヨウン）- 1部は出版漫画で製作され、2部からウェプトゥーンに連載。米国の自国遮断対策のポリシーにディストピアになってしまった未来の世界を描いたブラックコメディ。 17. 月が下りた山の麓（달이 내린 산기슭/作：ソン・ジャンウォン）- 古生代の地層分布地を探しに出た地質学者が精霊ウィリーに会って同行する話。 しばらくヤフー！漫画の世界とパランドットコムのウェブトゥーンに読み応えのある作品が多かったのですが、サービスが終了して残念です。ウェブトゥーン専門サイトでは、レジンコミックスのほか、コミックバン（WWW.comicbang.com）、コミックプラス（www.comicplus.com）、プレイビー（www.playbee.co.kr）、ティーテール（www.ttale.com）、パントゥーン（www.pantoon.co.kr）などがあります。そしてウェブトゥーンをたくさん載せる新聞社には、マネートゥデイ、ハロルド経済などの経済新聞とスポーツソウル、スポーツ朝鮮、スポーツカン、スポーツトゥデイ、日刊スポーツなどほとんどのスポーツ新聞があります。地下鉄で無料で配布されているフォーカスやハンギョレ新聞のサイトでも一見の価値のあるウェブトゥーンが載っています。 このほか、ゴールドットコムと教保文庫、テウォンシーアイ、トゥニランド、ＰＤボックス、インテルコリアフェイスブックでもウェプトゥーンを読むことができ、昨年ウェプトゥーンサービスを開始したカカオトークは2014年の終わりまでに連載するウェブトゥーンを100種に増やしていく計画だそうです。 スポーツトゥデイのベリタス（ユン・ジュンシク、キム・ドンフン）は、世界各国の武術を紹介する武芸ファンタジー漫画で、フォーカスとマネートゥデイに連載した「大丈夫ダルマ課長（パク・ソンフン）」もそれなりに人気を得ている作品です。 ☞ 韓国に登場した最初のウェブトゥーンは、1996年ハン・ヒジャクの「無人島」です。 1990年代末から2000年代初めにウェブトゥーンの元祖である「スノーキャット」や「マリンブルース」のような個人的な日記が登場し、カンフルの「純情漫画」のような長編が公開されました。カンフルは韓国ウェブトゥーンの特性である、スクロール方式を初めて披露した作家という評価を受けています。ウェプトゥーン1世代の代表作であるスノーキャット（クォン・ユンジュ）やマリンブルース（チョン・チョルヨン）の後続作である「マゾ＆サディ」は個人のブログまたはFacebook経由でアクセスすることができます。 ☞韓国のウェブトゥーンは、劇的な効果を演出するために効果音などを入れた作品もあります。「コンスタンツ物語（キム・ミンジョン）」では、漫画カットに動画を挿入した本格的な心理分析ウェプトゥーンです。「ドクター・フロスト（イ・ジョンボム）」は、漫画の中にフラッシュで作られた心理テストが含まれています。ドクター・フロストは完全有料化されてネイバーストアまでアクセスする必要があります。奉天洞の幽霊は効果のおかげで、西洋でもかなり有名になりユーチューブで「Korean scary comic」を検索すると見つけることができます。 |
- Lim, Chul
- 入力 2014-08-08 09:00:00
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