Q.韓国の代表的な「修能禁止曲」にはどんな曲がありますか?

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A. 学生時代には野球の応援に行って、のどが裂けるほど応援曲を歌ったことがありますよね。ライバル校との定期戦ですから、我知らず熱気につつまれます。運動場で歌った応援歌の中で2~3曲が耳元でぐるぐると…そうですね、3日ほど回り続けますね。これほど強いインパクトがあることから、応援団が応援曲に選んだのでしょう。

さっと確かめてみれば、「修能禁止曲」としてあげられている曲の特徴は単純です。強いインパクトと中毒性のあるメロディや歌詞。非常に有名なクラブ音楽や、ちょっとしたフレーズが聞く者の耳をつかんで離さない「フックソング(hook song)」などを何回も繰り返して聞いてみると、歌が耳の中でぐるぐる回るのではなく頭の中で鳴り響きます。意志だけでは止めることは難しいですよね。歌に洗脳されたと見ても差し支えない状況です。修能禁止曲が本人も好きな曲なら幸いでしょうが、聞きたくない曲が頭の中をぐるぐる回るなら、おそらく狂ってしまうでしょう。

韓国の修学能力試験禁止曲はどのようなものかどうかを調べて見ましょう。

プロゲーマーとしても活動している歌手のチョン・ジュニョンは2015年11月、自分が進行する『退屈打破』というラジオ番組の修能特集で選曲した曲はことごとく代表的な修能禁止曲でした。

SMエンターテイメントのグループSHINeeが2009年に発表した『Ring Ding Dong(リンディンドン)』は、いまだに修能禁止曲の王座に就いています。カムバックしてから2週間で地上波の歌謡番組を丸ごと席巻した『Ring Ding Dong』の歌詞は中毒性がきわめて強いでしょう。「リンディンドンリンディンドリンディギディンディギディンディンディン」…。

『Ring Ding Dong』に一年先だって発表されたSS501の『U R Man』が修能禁止曲の元祖としてあげられています。この曲はSS501の3人組ユニットが発表した曲です。当時のリーダーであるキム・ヒョンジュンがドラマ『花より男子』の撮影、サブボーカルのパク・ジョンミンがミュージカル『グリース』出演で忙しいので、残りのメンバー3人が出したシングルアルバムでした。

曲のタイトルが特異ですよね。 U R Man。つまりYou are Manだとしたいところですが、歌詞をみると「I'm Your Man」です。 「お前は男」ではなく「あなたの男」ですね。とにかく聞いてみると「I'm Your Man」がものすごく繰り返し出てきます。繰り返し聞いていると「アミュルメン」と聞こえたりして…だから『U R Man』は「アミュルメン」という名前でよく知られています。

「ラ~ララララ~ラララララララ」…ただ聞いているだけなのに、いつの間にか反応している自分を発見することになるRain(ピ)の『La Song』も、省くことのできない修能禁止曲ですね。頭の中でぐるぐる回る程ではないにしても、コンサートに参加した人たちは家に帰る途中、自分も知らない間に「ラ~ララララ~」と歌った経験談を打ち明けたりします。

S.E.S出身のBada(パダ)がソロ活動をしながら、2009年に出した『Mad』もタイトルらしく人を狂わせる力があります。パダのすぐれた歌唱力が引き立つこの曲は、導入部が非常に強いですよね。「I'm so mad」が「アムソメク」→「アムソ(メスの牛が)モオ~」に聞こえるわけで、多くのパロディが生まれましたが、残念ながら歌謡番組での順位はあまり高くなりませんでしたね。ファンは時代の先を行ったからだと嘆いています。

Mnetのサバイバルプログラム『プロデュース101』の公式テーマソング『Pick Me』は、「シーズン1」に続いて「シーズン2」も修能試験禁止曲に登録(?)されました。『プロデュース101』がかなりの成功を収めているという反証でもあるでしょう。

事実、数多くのアイドルグループのファン層は、自分が好きなグループの歌が修能禁止曲になることを望んでいます。修能禁止曲が人気の尺度になったりしますからねえ。

2013年に発表された演歌歌手キム・ヨンジャの『アモールファティ(Amor Fati/運命愛)』は人気を逆走行しながら、2017年に至って全盛期を誇りました。アモールファティは間奏でEDMの雰囲気が感じられる16ビートの歌なのですが、生涯8ビートの歌を歌ってきたキム・ヨンジャが16ビートの歌を歌ったことから録音したときの苦労は並大抵ではなかったとか…。『アモールファティ』は2015年に発売されたテ・ジナの『チンヂンチャラ』とともに若い世代にアピールし、修能禁止曲の隊列に合流したんですよ。

修能禁止曲からはずすのは難しい歌の一つが童謡『サメの家族』です。「かわいいトゥ~ルルトゥル、海の中トゥ~ルルトゥル~、赤ちゃんサメ」…。

北米圏の口伝童謡『Baby Shark』を編曲した後、韓国語の歌詞にアニメーションを追加した童謡ですが、YouTubeにアップロードした後に10億ビューを突破した歌です。「サメの家族」を大人も子供も問わずお気に入りにしたことから、修能禁止曲になってしまいました。

中毒性を追求する歌の中では「コマソン(CMソング)」は欠かせませんね。強烈な印象を残すことで、販売にも役立ちますから。

CMソングの中で修能禁止曲として広く知られる曲には東亜大塚(日本の大塚製薬の合弁会社)の「オロナミンC」、EXIDのハニが踊りながら歌う「ヤノルジャ」の広告、ディスカウントショップのイーマートやホームプラスのロゴソングなどが代表的です。

2018年の代表として浮上した修学能力禁止曲的には、ピンクの覆面をかぶったラッパーMOMMY SON(マミソン)の『少年ジャンプ』が圧倒的な勢を誇っていますね。Mnetの『SHOW ME THE MONEY 777』から脱落した後、公開したミュージックビデオが1カ月あまりで1800万回の再生回数を越えて人気を集めました。

マミソンは11月15日木曜日、2019年度大学修学能力試験の前日に『少年ジャンプ』のミュージックビデオを非公開に切り替えるとし、みずから修能禁止曲であることを認めました。

この他にガールグループMOMOLANDの逆走行神話につながることになった『BBoom BBoom』、iKONのヒット曲『LOVE SCENARIO』、Red Velvetが8月にリリースしたミニアルバム『Summer Magic』のタイトル曲『Power Up』が新たに受験生が避けるべき曲とされています。
  • Lim, Chul
  • 入力 2018-11-20 00:00:00

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