Q.日本の歌が原曲である歌の中で韓国で人気があった歌を教えてください。(2)

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A. 日本の大衆文化の中で韓国に一番最初に入ってきたものを挙げろと言うなら、もちろん漫画です。70~80年代に駅や市外バスターミナルで韓国語に翻訳された日本の漫画を見るのは難しくありませんでした。

なぜ本屋ではなくてターミナルの売店で?当時は、まだ正式に輸入されていなかったため、書店の本棚に置くことができませんでした。確実ではありませんがターミナルに出回っていた漫画も日本の著者の許可を受けていない違法複製物である可能性が高いです。もちろんアニメーションも海賊版が出回っていました。

1973年9月には漫画、1か月後である10月にアニメーションが発売された永井豪(本名:永井潔)の作品、『キューティーハニー』も早くから韓国に渡ってきました。

韓国で公式的にテレビに出始めた時期は1998年です。SBSで子供たちの主な視聴時間である6時に放送しました。SBSでは『キューティーハニー』を放送するかについて少し悩んだでしょう。

カメラマン、警察、看護師、カーレーサーなどに変身する魔法少女、いや博士が死んだ娘と全く同じ姿に作ったアンドロイドです。『キューティーハニー』は少し色っぽい姿が出てくるシーンがたまにあるからです。オープニングテーマの歌詞でも「お尻の小さな女の子」、「プクッとボインの女の子」という部分が出てくるので、韓国では番組審議会の審査を通過するのは難しかったでしょう。

SBSが選んだ『キューティーハニー』はそれでも無難な水準の作品でした。

少し年を取った大人の男性は漫画で青少年はアニメーションで『キューティーハニー』を知るようになる頃の2006年、グループSugarが解散後、進路を悩んでいたアユミ(李亜由米、伊藤ゆみ)が『キューティーハニー』をリメークしてソロ歌手として活動を再開しました。

アユミはおばあさんに会いに韓国へ行ったついでにH.O.Tのコンサートを見に行き帰ってくるところでキャスティングされました。ハンガーストライキをした末に家の反対を押し切って4人組ガールグループSugarのメンバーとしてデビューしました。在日3世ですが育ちながら韓国語を全く学ばなかったため韓国語の発音があまりよくありませんでしたが、この点がかえって魅力となりました。

「アンニュンハセ↘ヨ↗、チョヌン、シュ↘ガ↗アユミイェ↘ヨ↗」(こんにちは、私はシュガーアユミです)
日本の名前がシュガーアユミだと思っている人も結構いました。

アユミがリメークした『キューティーハニー』は、原曲と歌詞が若干違います。

この頃はやりの私みたいな女の子
お尻が小さくてかわいい私みたいな女の子
私を見て揺さぶってみてよ Honey~♡
返事をして 返事をしてよ イライラするじゃない

お願い お願い 傷つけないで
わたしのハートはチュクチュクしちゃうの

イヤよ イヤよ イヤよ 見つめちゃイヤー
Honey Flash ~♡

最初の部分は前川陽子が歌った原曲と同じです。音程とリズムもほぼ一致していて、題名も原曲そのままの『キューティーハニー』です。ただし原曲の歌詞の中で少し恥ずかしい部分は純化させました。

『キューティーハニー』を歌ったアユミの韓国語の実力は上達したでしょうか?

発音が悪いのは変わりませんでした。

例えば「ネマムソゲ イヌンハトゥガ トゥグントゥグン コリジャナ」(わたしのハートはチュクチュクしちゃうの)が「メマムソゲ イヌンファイトゥガ トガトガカゴリジャナ」と聞こえます。だからより一層キュートですね。そのため10年が過ぎた今でも疲れた際に何か刺激を感じたい時、アユミの『キューティーハニー』を聞く人がたまにいるそうです。カラオケでも自然と口ずさんでしまう歌の中の一つです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2018-12-30 00:00:00

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