Q.韓国では大卒生の就職率が悪いのに、なぜみんな大学に行こうとするの?

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A. 韓国で一番高い位置、大統領職についた盧武鉉。しかし、在任期間中に知らず知らず彼は無視されました。農家の商業高校出身という理由からです。

彼を支持する人は、気さくな行動と飾らない言辞に喝采を送りましたが、既存の権力層と保守言論は、彼が差し出した手を無視しました。よく考えたらなんでもない事で弾劾を受けた程です。

盧武鉉は「学歴社会、韓国」の一断面を見せてくれています。今、衣食住に心配がないなら必ず大学に行かなければならない理由を教えてくれます。すでにスターになった芸能人たちが大学のドアをノックすることも高学歴社会の影が濃く出ています。

大学の卒業証書がなくては職場や社会で不利益を受けて、冷遇と蔑視にあうだろうという不安が韓国を高学歴社会へと急き立てています。学士帽をかぶった写真がない場合は、結婚をすることも難しくなります。男性も女性も同じです。もちろん賃金にも差別があります。

雇用労働部の調査によると、2012年の高校卒業者の月平均給与は211万2000ウォンで、大卒者の平均給与326万4000ウォンの64.7%に過ぎません。

このような事情から職場に通う高卒就業者は余暇時間にデートを放棄して放送通信大学の講義を聞きながら、大学の卒業証書を取ろうと努力をします。卒業後の就職が難しいという事実を知りながら、適性に合ってもいないが、入りやすい大学に足を向けます。さらには信仰心が全くないにもかかわらず、神学校に入る人もいます。

こうして韓国の大学進学率は世界最高水準となりました。大学卒業後、何をするのか? それは一度大学に入学した後に心配することです。

2013年末現在、専門大学以上の高等教育機関433か所の学生数は全部で370万9734人。大学進学率は2009年に81.9%でピークに達した後、2010年79%、2011年72.5%、2012年71.3%、2013年70.7%と次第に低くなる傾向にあるものの、いまだ70%以上の高い水準を維持しています。

2012年基準の4年制大学卒業者の就職率は60.8%。20年の長期低迷を経験している日本の大卒就職率は90%をはるかに超えるというのですから比較すらできません。韓国の全体の雇用率はOECD(経済協力開発機構)の平均とほぼ同じですが、大学卒業者の雇用率はOECD平均をはるかに下回ります。

就職浪人は、このような数値も信じないというのが高学歴社会、韓国が直面している実情です。1週間に18時間以上仕事をすると、就職したものと分類されるからです。地方大学の場合、就職率が90%以上になると紹介しているところもありますが、実情を見ると正社員はほとんどなく、非正規職であるか、パート、アルバイトとして働く場合が大半であるところもあるそうです。

女性大統領が当選し、高位公務員の15%が女性で占められたとしても、昨年の大卒女性の就業率は、OECD(経済協力開発機構)加盟国33か国のうち最下位、就職した女性も多くがアルバイトなので穏当な就職状況と見るには少し問題があります。

大学を卒業した後、完全に就職を放棄した、いわゆるNEET族を含めて、大卒就職問題は、一次的な原因が「雇用不足」にあるでしょう。高校(59.3%)や専門大学卒業者(60.8%)の就職率も60%前後なので、仕事が増えれば当然解決される問題であることは明らかです。

しかし、学歴に応じた身分の上昇、社会的な扱いが変わらなければ、適性に合わない大学進学は今後も続く可能性が大きいです。就職浪人が増えて職業専門学校である特性化高校に対する政府の支援策で大学進学率が低くなっているのは明らかに希望的な信号です。

ただし高校出身の職人を敬う社会、より多くを学んだ人を優遇する伝統的な価値観の変化が追いつかない場合、高学歴社会の終焉は簡単に訪れない事でしょう。

  • Lim, Chul
  • 入力 2014-08-20 13:00:00

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