Q.韓国語の「シウォナンマッ」は一体どんな味でしょうか?

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A. 「シウォナンマッ(시원한 맛)」は一体どんな味でしょうか?
熱かったり辛い食べ物を食べながらも「シウォナダ(시원하다)」と言うので、理解が出来ません。

昔から韓国から言い伝えられてきた笑い話があります。
お父さんが性格の悪い幼い息子を連れて風呂に行った時の出来事です。

手と足を洗ってお風呂に入ったお父さんが息子を手ぶりで呼びます。
「おお、シウォナダ(시원하다)!!! お前も早く入れ」
浴槽から湯気が出ているのを見て迷った息子は「シウォナダ」と言うお父さんの言葉を聞いて安心してお風呂に入りました。
「うわっ、熱い」
驚いて急いでお風呂から出てきた息子はお父さんを睨んで
「この世に信用できる奴は誰もいない」
と不平を言いました。
「この野郎、お父さんに向かって奴とは、なんてひどい奴なんだ」
腹が立ったお父さんに、たたかれても幼い子供は負けずに歯向かいます。
「たたけ、もっとたたいてみろ!お前の息子が死ぬだけで、俺の息子は死なない?!」

シウォナンマッ(시원한 맛)、シウォナダの意味を韓国人もこんがらかることがよくあります。
熱い汁を飲みながらも、浅はかな知恵を働かせていた奴が私の悪知恵にハメられて辱めを受けた時も「ああ、シウォナダ」、熱い浴槽でもシウォナダと言いながら歌を歌うので「本当にシウォナダと思っているのか、一体何がシウォナダなのか」首をかしげるのも理解できます。

結論から言ってみればシウォナダという意味は詰まったものが取れたという意味です。
詰まった血管の流れをよくさせて、便秘で腸に詰まった臭いがするものなどを処理して、昨夜食べた酒気をなくして、きれいなキャディの前で素敵なドライバーショットを飛ばして、ムカつく行為をする奴のせいで生じた怒りを解消するからシウォナダと言うのです。

詰まったものがなくて、すべてがうまくいき、全身を風に任せたように自由になるのでシウォナダという言葉が自然と出てくるのでしょう。

熱い浴槽に入って流れが悪かった血液が全身をぐるぐると回るのでシウォナダと表現したようです。
幼い子供も熱い浴槽に入ってシウォナダと感じるのでしょうか?
7~8歳の子供がお風呂に入って「ああ、シウォナダ」と言うならば何か問題があるでしょう。
その年齢ですでに血管が詰まって、肩が凝っているなんて、身体のどこかが故障したに違いありません。
幼い子供にとって、お湯は熱いだけです。それが正常です。

シウォナンマッ(시원한 맛)も同じことです。
不正を沈めて、苦しかった心境をすがすがしくさせて気持ちよくしてくれることをシウォナンマッを感じると表現します。詰まった胃腸をスッキリさせる感覚。

だから冷たい食べ物を食べてもシウォナンマッを楽しむことができて、熱くて辛い食べ物のせいで生じた胃もたれを沈めることができます

シウォナンマッと言いましたが、味ではありません。味ではなく、感覚だろうか、ただの気持ちと言おうか、そのようなものです。

お風呂事件と同じように、酒に酔ったお父さんが熱くてやや辛いスープをすくって食べながら「ふう、シウォナダ」という言葉を聞けば、幼い息子は箸とスプーンを持って行きながらお父さんを嘘つきにだと感じるでしょう。

子供にはただ熱くて辛い食べ物だからです。
子供には非常に甘い食べ物がシウォナンマッと言えるでしょう。

  • 胃もたれをスッキリさせる代表的な食べ物、モヤシスープ(出典-韓国民族文化大百科)



年齢によって変わるようにシウォナンマッとは主観的だと考えられます。年齢だけでなく、健康状態や好みによって気持ちをスッキリさせる食べ物は違うからです。

しかし年を取った韓国人が普遍的にシウォナンマッを感じる食材があったりします。
例えばイワシ、かつお節、イガイ、貝、もやし、昆布などで作ったスープは、ひとまずシウォナンマッを出すと見ればいいです。

これらの材料には共通点があります。イワシのイノシン酸やもやしに含まれたアスパラギン酸、昆布に入ったグルタミン酸が皆アミノ酸系列という点です。しかし同じイワシで出汁を取ったモヤシスープでも、ある人は粉唐辛子をワンスプーンたっぷり混ぜてこそ、シウォナンマッを感じるので、胃もたれを解消させる方法も各自違うようです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-02-11 00:00:00

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