A. | サンドボックスネットワークを紹介する前にMCNについて話す必要があります。サンドボックスネットワークがMCNの会社だからです。 MCNは、Multi Channel Networkの略字です。簡単に言えばチャンネル(ユーチューバー)と契約を結んで設立した会社です。YouTubeという新しい生態系で誕生した市場ということです。ここで市場とは、特定の業者が管理する市場、言い換えればデパート、スーパーマーケット、割引店のようなものだと考えればいいでしょう。 我々の市場にくれば肉、野菜、生活必需品、家電製品、台所家具、服など何でも買えます。 我々のネットワークに来れば会いたいユーチューバーは、みんな会えます。 まあ、だいたいこのような意味です。 *YouTubeのホームページではMCNをいくつかのYouTubeチャネルと提携した組織で製品、プログラミング、資金支援、交差プロモーション、パートナー管理、著作権管理、収益創出、潜在顧客確保などの分野で支援を提供する組織だと説明しています。
MCNをSMエンターテインメント、YPエンターテインメントのような芸能企画会社だと考えても問題ないでしょう。 企画会社に大衆の人気を集める芸能人が所属しているようにMCNは注目を浴びているユーチューバーたちを懐の中に置いています。 サンドボックスネットワークは韓国のMCN会社の1つです。 CJ E&M傘下のMCN会社、DIA TV(旧クリエーターグループ)のパートナーであったナ・ヒソンは(以下ユーチューバー、ドティ)が2014年、イ・ピルソンと共同で創業した会社です。本来は、ドティがCEOとCCO(最高コンテンツ管理者)を兼任していましたが、仕事が多くなったので知人のイ・ピルソンにCEOを譲ったそうです。 会社を設立した当時、ドティが個人放送を通じて事実を知らせましたが、当時構成員が主にプレーしたサンドボックスゲーム「Minecraft(マインクラフト)」のように自由な環境で仕事が出来ることを願って作った名前だと明らかにしました。
2019年2月現在、サンドボックスに所属しているクリエーターは256人。会社は彼らにマネジメント、制作支援、事業を起こす機会を創出、クリエーター同士交流する機会などを提供しています。 この中で注目するべき部分は制作を支援する分野です。Sandwichチームがクリエーターの絵や映像制作を支援していて、企画段階にも参加します。 音楽コンテンツを載せるWWPWというチャネルもありますが、2017年5月、SQUARE MUSIQで作曲を引き受けて作詞はサンドボックスで担当する方式で作ったアルバムが発売されたりもしました。 クリエーターの中でゲームに関連したユーチューバーが多いからなのか内部事情は知りませんが、ゲーム団も運営中です。2018年4月、「クラロワリーグアジア(CLASH ROYALE LEAGUE)」に参加するために構成されたクラッシュロワイヤルチームはドティの「危険な招待」にゲストとして顔を見せたりもしました。 芸能企画会社が有望株を発掘するようにサンドボックスもクリエーターの有望株を募集します。有望株の募集は、SandBox Auditionの略字SBAという名前で実施されますが、合格者にはSBA等級が付与されます。合格者とサンドボックスがクリエーター契約を結ぶ方式も芸能企画会社と練習生の契約関係と似ています。 芸能企画会社がアイドルスターと関連した商品を売るようにサンドボックスネットワークもキャラクター商品を売ります。 2016年に初めて出した商品はドティとチャムトゥルが描かれたエコバッグでしたが、アプリケーションをダウンロードする時に増えるキューブで購入できました。エコバッグの価格は600キューブです。 |