Q.なぜ100メートルではなくて11メートルの高さで、一番怖がるのですか?

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A. 軍隊で遊撃訓練を受ければ11メートルの高さが与える恐怖を体験することになります。 高さ11メートルの模型塔から綱を利用して下りてきたり、高さ11メートルの電信柱に上がったりもします。電信柱を上がるには筋力が必要ですが、綱を利用して下りてくる時は力などは必要ありません。
ただ恐怖にだけ勝てばいいのです。しかし、それは言葉のように容易ではありません。
怖いのに、どうしろって言うんですか?立っているだけで足がフラフラするのに、どうやってここから飛び降りるのですか?

結局、11メートルを克服できない人々もいます。

MBC軍隊体験番組『本当に男』に出演したコメディアン、アン・ヨンミは電信柱にしがみついて泣いてしまいました。11メートルの高さに対して恐怖を感じたというよりは腕と足の力が足りないという理由がもっと大きかったようです。もしかしたら高さに対する負担のせいで初めから勇気を出せなかった可能性もあります。

女優のキム・ジェファは『本当の男』出演したことをものすごく後悔したでしょう。
11メートルの模型塔に立ったキム・ジェファは教官に催促されても飛び降りることができず、除外されて、後ろに立って同期が飛び降りる姿を見て涙を流してしまいました。「なぜ、泣くんだ?」という教官の質問に「お父さんを思い出して涙が出た」と答えたキム・ジェファは心を落ち着かせて再度、挑戦しましたが、また躊躇してしまいます。

他の訓練生が全員、降下に成功した後、一人で模型塔に残っていたキム・ジェファは必死に11メートルの高さから大空へ足を踏み出しました。

11メートルが与える恐怖に挑戦するのは軍隊だけでありません。ダイビングの選手は技術を習得するために、まず恐怖から克服しなければなりません。

韓国の器械体操の伝説であるヨ・ホンチョルは2003年のバラエティ番組でダイビングに挑戦したことがありますが、当時の状況に対して「とても怖かったし、うまくできなかった」と記憶しています。 ダイビングの高さも人間が極度の恐怖を感じるという11メートルと似ている10メートルです。この高さで恐れを忘れて素敵な演技をするためにダイビングの選手たちはプールで水の中でジャンプする訓練から始めます。その次に1メートルのダイビング台で練習して慣れれば、2メートル、5メートル、7メートル、10メートルという風に少しずつ上がっていきます。最初は1メートルの高さも非常に恐ろしいそうです。1メートルから5メートルの高さまで上がるのは、とても大変ですが、5メートルの高さを克服したら7メートル、10メートルで恐怖を振り切るのは少し簡単だそうです。

  • 平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック、スノーボードハーフパイプ競技の場面


スノーボードのハーフパイプは11メートルの高さで曲芸をします。1998年、長野冬季オリンピックの時は、3.5メートルだった高さが少しずつ高くなって2010年バンクーバー大会から恐怖の11メートルになりました。選手たちが空中で曲芸を繰り広げて着地をしますが、上から見下ろせば着地する傾斜面が20センチメートルしか見られなくて極度の恐怖感を感じるそうです。だから恐怖症を克服できなければ最初から競技場に立つこともできないでしょう。

しかし、なぜ100メートルでも20メートルでもなくて11メートルの高さで極度の恐怖を感じるのでしょうか?
11メートルの神話はほとんど、軍隊で受けた訓練によって拡散しました。遊撃訓練場の模型塔の降下訓練、空輸部隊の降下訓練が11メートルの高さで行われるのは、肝っ玉を育てるためという説明もありますが、20メートルの高さで訓練をした場合、怖くないとは言えないでしょう。

一説には、米軍が不吉な数字13を使って13ヤードの高さの4階建ての塔を作って降下訓練をしたのが11メートルの高さの震源地とも言います。13ヤードは、だいたい12メートル程になります。
それでもなぜ11メートルなのか納得するのは難しいでしょう。

科学的な説明はまだ出てきてない状態です。ただ経験豊富な人々の主張だけですが、この高さでは地面が正確に見えるため、自分が落ちるかもしれないという思いが自然と生じるということです。100メートルの高さから落ちては死ぬのは、はっきりと分かりますが、底が見えないから落ちる時の恐怖感は減るという説明です。高く上がるほど距離感覚が落ちて、形体も薄くなって目に映るものがないから恐怖を感じないということです。理解できますか?

本当に目に見えないからと言って、むやみに飛びかかる人、度胸のある人々です。

  • 老姑壇(ノドダン)の雲海


今は、ありませんが以前、智異山(チリサン)の老姑壇で墜落事故が起きました。老姑壇の下の雲海を見下ろせば雲があたかもフワフワなふとんのように見えて、飛び降りればふんわりと包んでくれそうな錯覚も起こしますが、目の前に雲しか見えなかったため、恐怖心も生じなかったようです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-06-17 00:00:00

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