Q.日本の歌が原曲である歌の中で韓国で人気があった歌を教えてください (15) パク・ヨンハと安全地帯
| A. | 日本の歌が原曲である歌の中で韓国で人気があった歌を教えてください (15) パク・ヨンハと安全地帯 30年余り生きて、この世を去ったパク・ヨンハ（朴容夏）は、韓国では俳優として日本では歌手として活動しました。 2005年から2009年まで一年も欠かさず、日本のゴールドディスク大賞を受賞したし、2007年から2009年は「シングル・オブ・ザ・イヤー」、「ザ・ベスト・エイジアン・アーティスト」を受賞したりもしました。一時はイ・ビョンホン、ソン・スンホン、クォン・サンウと共に「韓流四天王」と呼ばれていました。 日本で人気が高いスターを韓国で放っておきますか？2008年、韓国に帰ってきてSBSドラマ『オンエアー』の主役を演じて、映画『作戦 THE SCAM』で情けない人生の中、一攫千金を狙って株式市場に飛び込んだ「プロ蟻」（個人投資家）を演じました。 しかし、すべてがバラ色で染まりそうだった彼の人生は、新しいドラマ撮影を控えた2010年6月30日の夜明けに終わってしまいました。周りの人の証言から推察すれば、心境的な苦しみに耐えられなかったせいで起きた衝動的な自殺と推定されます。自殺前に胃癌にかかったお父さんを看護しながら「申し訳ない」という話をしたという証言も出てきました。 パク・ヨンハの死亡の知らせは日本にも早く伝えられました。日本の主な放送はパク・ヨンハの自殺の知らせを速報として報道しました。パク・ヨンハの葬儀室には、当時健康問題で総理を辞任した安倍晋三*も花輪を送りました。最近の韓日関係を考えると、もしパク・ヨンハが生きていたならば…、こういう思いも浮かびます。 * 実際は韓流ファンである安倍昭恵女史が花輪を送る時に共同名義で送ったそうです。 パク・ヨンハが日本で歌手として活動していた頃、日本のバンド安全地帯の曲を自分でリメイクして発表したりもしました。そのせいか安全地帯は2010年に来韓して慶煕（キョンヒ）大学の平和の殿堂で公演した時、早死にしたパク・ヨンハのことを話して、彼を追憶しました。
安全地帯はデビュー30周年になる2013年6月にもソウル、芳夷洞（バンイドン）オリンピックホールで公演を行いましたが、ホールを埋め尽くした韓国のファンたちは「J-POPの伝説」玉置浩二の歌に対してかけ声で返事をしました。 安全地帯は大衆文化が開放される以前から韓国で有名だったバンドです。当然ファンもたくさんいました。玉置浩二の訴えるような強い歌声で歌う叙情的なメロディは、韓国歌謡に多くの影響を及ぼしました。正式にリメイクされた歌の他にも盗作された歌も、かなりたくさんあります。大衆文化開放前なので盗作の有無を確認しにくいとし、そこまで問題視していなかったため、果敢に盗作をしたようです。 韓国で正式にリメイクされた安全地帯の曲はCAN（ぺ・ジソン）の『明日また思い出すだろう（原曲：あなたに）』、POSITIONの『再会（夢のつづき）』と『想い出という名で（微笑みに乾杯）』、M.C THE MAXの『Sixth Sense（カメレオン）』、イ・スヨン（李秀英、本名：李知妍）の『終わり』、テイ（金鎬京）の『愛に狂う（コ-ル）』などがあります。特に玉置浩二は、3人組ロックバンドM.C THE MAXのボーカル、ISU（異秀、本名：全匡澈）を高く評価して『愛の詩（ショコラ）』をプレゼントしました。 厳密に言えば『愛の詩』は、リメイク曲ではありません。曲をもらった後、作業を終えてから同時発表する予定でしたが、安全地帯が『ショコラ』を少し早めにリリースしたせいで不本意にリメイク曲として知らされることになりました。 どうであれ『愛の詩』はものすごく人気を集めました。 한참을 앓고 있죠 사랑한단 뜻이에요 이 사랑을 깨달은 순간이 제 인생에 제일 힘든 날이었죠. 피할 수 없어 부딪힌 거라고 비킬 수도 없어 받아들인 거라고 하지만 없죠 절 인정할 사람 세상은 제 맘 미친 장난으로만 보겠죠. 바람이 차네요 제 얘기를 듣나요 저 같은 사랑해봤던 사람 혹 있다면은 절 이해할 테죠.(下略) しばらく病んでいます 恋をしているということです この愛を悟った瞬間が 僕の人生で一番つらい日でした 避けられなくてぶつかった よけられなくて受け入れた だけど、いません 僕を認める人 世の中は僕の気持ちをふざけた冗談だと思うでしょう 風が冷たいですね 僕の話を聞いてますか 僕のような恋をした人がいるならば 僕を理解するでしょう（下略） 切ない歌詞とメロディ、さらに発表された冬の季節の寂しい雰囲気に似合っていたおかげでMBC『音楽キャンプ』で3週連続1位を占めて、レコードチャートも長期間1位を一人占めしました。 |
- Lim, Chul
- 入力 2019-07-25 00:00:00
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