Q.韓国のテレビによく出演する人気シェフ、オ・セドクについて教えてください。

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A. 「面白いし、(ジェム)最高(クルジェム)」
「ゴボウ(ウオン)を切ると、エーンエーン(ウオンウオン)」
「練乳(ヨニュ)を何のために(ヨニュ)使うの?」
「ナス(カジ)でいろんな料理が作れまよね?カジカジハンダ(いろいろある)とも言います」-ホ・ギョンファン
「そういうのをカッカジ(いろんなもの)と言うのです」
「おでん(オムク)、食べろ(ムクオ)」
「塩(ソグム)をこぼした、塩漬けだな?!」
「バナナをどうして食べるのかって?惚れるか(バナナ)惚れないか(アンバナナ)様子を見るためです」
「エビは根性があって(セウカン)、クジラはご飯だ(コレパプ)」(クジラとエビが戦ったら誰が勝つか聞いたことに対する答え)
(セウカン、コレパプはお菓子の名前)
「これを答えられない人はナンセンスがあると言うのさ」
「料理をしていて醤油(カンジャン)がないと…焦るよな(エカンジャン)」
「天ぷら(ジョン)を作って失敗すると悲しくなります(ジョンジョングングン)」

つまらなかったり、少し笑えたり、このようなものをおやじギャグと言いますが、フランス料理専門家のオ・セドクシェフは料理をする間、休む暇もなくしゃべります。初めは面白くもない話をすると言って不平を言ってた視聴者も、聞いているとそれとなく中毒になります。

おやじギャグだけを話すのではありません。とにかくおしゃべりな料理人です。「オジュムマ」(オ・セドク+アジュムマ(おばさん))というニックネームが付けられたほどです。幼い時もそうだったのかよくわかりません。男が年を取ると精力が口に行くと言われますが、一日中厨房で働きながら、年を取ったせいで、おばさんに似ていったのではないでしょうか?(ところで、おばさんはおしゃべりですか?)

* このニックネームをつけたチェ・ヒョンソクシェフとは親友です。SBS Plusバラエティ『シェフ同士』では、服もアイロンをかけてあげるなど、チェ・ヒョンソクの妻の役割をしました。

1976年8月生まれだから、今年で43歳です。先日、結婚をしたので品切れ男です。1年365日、1日も休まず仕事をしていると、恋愛どころか、女性と付き合う時間もなかったというのが遅く結婚した理由です。

オ・セドクが料理人になることを心に決めたのは高校時代、偶然AFKN(在韓米軍放送)の料理番組**を見てからでした。シェフがゲストや傍聴客と話を交わし、料理を作るのがまるでショーを見ているような気がして、料理に興味を持つようになったそうです。

**当時、韓国の料理番組は料理人が出演して一方的に説明するだけでした。MCと共に行う場合も同様でした。

両親は、あまり賛成していませんでしたが、 韓国大学のホテル調理学科を卒業した後、米国のマンハッタンに料理留学に行きました。米国ICE(Institute of Culinary Education)で4年間料理の授業を受けて、夜にはレストランで料理補助として働き経験を積んだ後、韓国に帰って来ました。(KBSクイズプログラム『1対100』で学生時代、学年でビリだったと自ら明したことがあります)

「BISTRO:D」のシェフとして2年間勤めた後、2007年にソレマウルで「ジュリア」をオープンしました。当時は、ソレマウルは人気のない場所だったので、賃貸料が安いという長所があったのです。賃貸料を節約した部分を料理に投資しました。高級材料を使ったという意味です。今は江南区(カンナムグ)清潭洞(ソチョドン)ナナビルの2階に移動し、「レストランㅇㅅㄷ」という看板を掲げています。


オ・セドクはフランス料理に韓国料理を融合させました。韓国の醤油は特有のコクがあり、食欲をそそる効果があると思ったからです。JTBC『冷蔵庫をお願い』で専攻のフランス料理はもちろん、韓国料理、中国料理などをおいしく作る背景でもあります。

旬の材料、高価な材料をためらわずに使うので、彼は財閥のようなキャラクターになりました。「ラグジュアリー・シェフ」というニックネームもありました。オリーブTVでイギリス料理「ビーフウェリントン(Beef Wellington)」を作る時に50グラムに50万ウォンもするモリーユ茸(アミガサタケ)とハモン(jamón)を使ったりもしました。

ビーフウェリントン。よだれが出そうじゃないですか?

実はオ・セドクは裕福な方です。家族が済州道(チェジュド)に4万8000坪くらいの緑茶畑を持っているので、お金持ちです。

オリーブTVでオ財閥のコンセプトで人気を集めた後、『冷蔵庫をお願い』に渉外され、仲良しのチェ・ヒョンソクとは、全然違うキャラクター、少しも劣らない話しぶり、そして何よりも素敵な料理で成功的なデビュー式を終えました。

ペク・ジョンウォンの後任としてMBC『マイ・リトル・テレビジョン』に出演し、大きな負担を感じましたが、平凡な外見と親しみのあるおやじギャグで人気を集めました。特に、リアクションが得意なシェフのイ・チャンホと誠実に補助する俳優ヨ・ジングと調和して、「(株)おやじギャグ」を構えたという話まで出るほど、視聴者から愛されました。

オ・セドクには夢見る事業があるそうです。

おばあさんたちが家でよく食べるご飯を作って、おじいさんが昼ご飯に何を食べるのか悩む若い会社員たちに配達するシルバー事業。

そして刑務所に収監された囚人に料理を教えること。料理はまじめな姿勢が何より重要で、食べる人を配慮する気持ちも大きいと信じているからです。罪の償いをしたあと、受け入れてくれる所がなくて、また悪の巣窟を訪ねることが少しは減るのではないか、そんな希望も持っているようです。

オ・セドクの料理哲学は、ただ一つです。
「厨房のせいでホールスタッフが非難されるな」
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-09-03 00:00:00

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