Q.韓国でキツネ以外に妖怪に変身する動物は何ですか?

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A. 虎、犬、蛇、鳥、魚、牛、馬などと似ていたり、これらが変身した妖怪物語を通じて伝えられています。

しかし、千年も長生きしたキツネのように人間に化けて、妖術を使うという妖怪は、そんなに多くないです。

虎の妖怪で砂風黒虎(サプンフクホ)、金剛虎(クムガンホ)、白布巾虎(ペクポゴンホ)、金現感虎(キムヒョンガンホ)などが伝えられてきましたが、砂風黒虎と金剛虎は村に下りて家畜と人に危害を加えたり狩人を捕まえて食べる暴悪な虎です。人肉の味を占めた虎なので、やられた人の立場では妖物であることは明らかですが、道術を使ったりしないため妖怪と呼ぶのも少し気が引けます。

白布巾虎は群れを連れた頭の虎ですが、高麗の名将である姜邯賛(キム・ガンチャン)が説き伏せて人々に危害を加えることをやめたと言われています。

金現感虎は文字通り、金現を愛した虎です。統一新羅(シルラ)元聖王の時旧暦2月、釈迦の誕生日、お寺で塔を回っていた金現が美女に出会って愛を育みましたが、実は美女に変身した虎だったのです。女性のお兄さん、つまり虎の兄たちは、人を食べて暴力を振るって過ごしていました。そのため女性の虎は自分が一族の罪をすべて背負って死ぬので、自分を哀れんでお寺を作ってほしいと頼みました。

虎による害が続いたので、国で虎を捕まえた人に高い官職を与えると布告しました。女性の虎は金現と最後の愛を分かち合った後、金現が持っていた刀で自分の首を刺して死にます。

金現は虎を捕まえた功労で高い官職に就き、後に慶州(キョンジュ)西側の小川に虎願寺(ホウォンサ)を建てて愛した女性の虎の冥福を祈りました。 虎願寺の正確な位置を知りたい方は過去へタイムスリップしなければなりません。

白布巾虎や金現感虎はどちらも、一度だけエピソードが記録されており、その後、虎妖怪について記録された資料はありません。簡単ですね。

朝鮮中期の実学者、 李徳懋(イ・ドクム)の『青荘館全書』に記録されたものすごい怪鳥、虎紋鳥(ホムンジョ)、朝鮮後期の成大中(ソン・デジュン)が編纂した雑録集『青城雑記』に出てくる金血魚(クムファロ)*と肉徳衛(ユクドクウィ)**、三国史記に記録された異獣若牛(イスヤグ)***、昔話に出てくる怪物鳥、タッパル怪物****、昔話に出てくる目が4つ付いた神狗(シング)と頭が3つで、足が1つの三頭一足鷹(サムドゥイルジョクウン)、朝鮮時代中期の文人のキム・シヤンの著書『涪溪記聞』に出てくる奇妙な蛇、獐頭蛇(チャンドゥサ)などは妖怪というよりも怪獣に分類した方が正しい気がします。

* 群れをなして過ごしクジラを包囲した後、クジラが飲み込むとクジラの腸を突き破ってクジラを殺して食べる怪魚。
**人を乗せて歩くほど巨大な鳥。虎も捕らえます。
***牛に似たおかしな獣、記録を見るとゾウを初めて見た人が驚いて「怪獣」と呼んだようです。
****尻尾の羽とくちばしがタッパル(約750センチ)だからという理由で付けられた名前です。

それに人間のためになる、感謝することもします。

清州(チョンジュ)の伝説に登場するヒキガエルのボウンソムヨは、人を苦しめるムカデを倒し、自分も一緒に生涯を終えるという妖怪、怪獣という称号をつけるのが申し訳ないです。

目が4つある神狗も見た目は気持ち悪いかも知れませんが、厄払いをする霊物です。

  • 昔話に登場した神狗



松都(ソンド、現在の開城)華藏寺の裏にある穴で暮らしていた猫の頭をした蛇の猫頭蛇は治癒能力があり、マラリアにかかったお坊さんが穴の前に座っていたら、自然と病気が治ったそうです。

  • 猫頭蛇



頭が3つある三頭一足鷹も災難を防ぐ神鳥で、3つの頭で三災を切り裂いて人を助けます。朝鮮の人々はこの鳥の絵をお守りとして持ち歩く価値があるでしょう。
 
  • 三頭一足鷹



もちろん人に危害を加えた怪獣もいます。高麗史に記録された巫樹大蟒で(ムスデマン)という年老いた蛇は、巫女の家の井戸のそばで、どくろを巻いて座り、人々に恐怖を与えました。人々が石や木を投げて、長い竿で引っ張ろうとしたら、蛇が毒気を吹き付けて乾いた空に雷が落ちたと伝えられています。

蛇の立場ではじっとしているのに、いじめる人が憎かっただろうし、村人たちは井戸のそばにどくろを巻いていたため怒るのは仕方ない状況です。

このように妖怪と怪獣、神獣は、人々の接し方によって非常に小さな差で分かれるのではないか、という気がします。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-09-18 00:00:00

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