Q.韓国で活動する日本の芸能人について教えてください(3)ユミン

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A. もう少し韓国語が上手だったら…。
ユミン(笛木優子、ふえきゆうこ)のファンが今でも惜しいと思っている事実です。

ユミンは日本で2本ほどのドラマに出演した後、映画『8月のクリスマス』を見て韓国が知りたくて、突然、海を渡ったそうです。

韓国に来てすぐMBCドラマ『わが家』にキャスティングされました。

美しい日本人女性のイメージが漂うユミンに惚れた放送関係者の配慮で、元々シナリオにはなかった配役を作ったため、出演することができました。ただ、韓国に来て間もない時期なので、韓国語が上手ではなかったため、聾唖として出演しました。

優れた容姿の聾唖、視聴者の注目を集めるのには十分でした。しかも純粋な日本人だという事実が知られて、ユミンはバラエティ番組の常連客になり、広告主にもいい印象を与えました。

ユミンが有名になった番組は2002年から1年間、放送されたMBCのバラエティ恋愛番組『カン・ホドンのベストカップル』です。座布団に座った男たちが、膝歩きのように座布団ごと移動し、自分が気に入った女性出演者にプロポーズをするというコンセプトの番組でした。この番組でユミンは美しい女性として有名になり、端麗な姿で韓国男性を虜にしました。しばらくの間、韓国男性が結婚したがる女性の中で上位圏を維持しました。

毎日、いいこと続きだったわけではありません。膝歩きで走っていた男性出演者が誤ってユミンの胸を触ったため、物議になったこともありました。ユミンが怒るよりは、ミスした出演者をかばう姿に人気がさらに高まりました。その頃、ユミンが出演した日本映画*のヌードシーンとセックスシーン、UNのキム・ジョンフンとのスキャンダルが2003年初め、1か月間ずっとスポーツ新聞の芸能面を装飾しました。それほど人気が高かったことの反証です。

2001年に公開された映画『新雪国』。日本ではかなり作品性のある映画として評価されましたが、韓国ではユミンの上半身露出やベッドシーンが話題になり、少し遅れて有名になりました。いくつかのチラシでは「ユミン、ポルノ出演」または、「ポルノ撮影」というとんでもない刺激的なヘッドラインをつけたため、ユミンが泣きながらインタビューをしたこともあります。

言語の壁が足を引っ張る事件が2004年に放送されたSBSドラマ『ガラスの華』で起きました。このドラマはユミンだけでなく、言語問題で苦労した俳優が多数いました。幼い頃、日本に養子に行った男性主人公役に木村拓哉を渉外したという話が出回ったりもしましたが、視聴者の関心を集めるための餌に過ぎなかったことが、すぐに明らかになりました。結局、イ・ドンゴンがその役目を引き受けましたが、日本語の発音がよくなくて視聴者は、眉をひそめました。

しかし、決定的な問題は、韓国語が上手でないユミンでした。ユミンは、日本人の役でキャスティングされましたが、契約後に日本から韓国に帰化した韓国のトップ女優チャン・スヨンに配役が変わり、台本まで準備が遅れたため、まともに練習する時間さえなかったのです。発音もぎこちないうえに、演技力も足りなかったので、4話が終わった後に途中で降板してしまいました。(ドラマ自体も視聴率が高くなかったため、当初予定された20部作から18部作に早期終了されました)

その後、日本と韓国を行き来しながらドラマに出演していました。韓国では2009年『アイリス』(KBS)、2010年は、『美しき人生』(SBS)、2014年『アイリス2』(KBS)に出演しました。

『アイリス』では、日本の内閣情報調査室国際部所属要員の佐藤エリコ役を演じ、言語への負担を軽くしました。

『アイリス』で復帰する前まで、しばらく韓国での活動が少なかったのは、所属事務所やマネージャーと金銭的な争いも原因だったようです。


高い人気にもかかわらず月給が10万円しかなく、毎回食事をラーメンと海苔巻きで済ませる時期もあったそうです。そのような生活が続けば、韓国に対する悪いイメージが蓄積されることを恐れ、日本に戻ることになったとインタビューしたこともあります。2017年に韓国で復帰しようとしたら、以前、金銭のことでもめた以前のマネージャーが自分と再び仕事をしようという連絡をしてきたそうです。

ユミンが結婚したという知らせは、韓国でも広く報じられました。現在、日本に滞在しており、韓国に所属事務所もないため、韓国復帰がいつ実現するかは分かりません。韓日両国を行き交う話がドラマや映画で採択されれば、キャスティングナンバーワンとなるでしょう。彼女に会いたがっている韓国ファンは、まだ多いからです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-10-30 00:00:00

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