Q.爆弾酒の種類について教えてください(上)

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A. 韓国の権力層の生態を赤裸々に描いた映画『インサイダーズ/内部者たち』を見ましたか?
映画に爆弾酒を作るシーンが出てきます。

財閥や政治家、中堅マスコミの関係者が集まった酒の席で、次期大統領候補が自分のアソコで爆弾酒を作る製造技術(?)を披露します。あまりにも恥ずかしいシーンなので、スチールカットは見つけにくいですが、とてもインパクトが強かったので、しばらくチャルバン(ネット上の画像ファイル)で出回りました。

イ・ギョンヨンが披露した爆弾酒の製造法も爆弾酒の一種です。

爆弾酒の種類は2つに分類されます。爆弾酒の材料と混ぜ方、この2つです。

カクテルはベース(Base、基酒)に混ぜる混合物、そしてBllending、building、shaking、stirring、Layering、Throwingなどの上品な(?)用語を使いますが、爆弾酒に使われる用語は少しストレートです。一応、爆弾酒なのでベースとなるお酒*は装薬と言い、これに混ぜるお酒は雷管と呼ばれます。

*ビール、またはシャンパンがベースに使われますが、たまにポカリスエットなど炭酸飲料が役割を担うこともあります。

ビールが装薬、ウイスキーが雷管であると言いますが、大半はそうというだけで、いつも同じではありません。爆弾酒の種類によっては逆になったりします。材料が多様で、製造法と飲み方も様々なため、爆弾酒の種類は数十種類にも及びます。ここでは最も基本的な爆弾酒の種類だけを紹介します。

一番定番の爆弾酒は原子爆弾酒です。

ビールグラスにビールを3/5ぐらい注いだ後、6/7程度のウイスキーを注いだウイスキーグラスをぽちゃんと落として作ります。そうすると、ビールの泡がキノコ雲のように立ち上がります。これを見て付けられた名前です。ビールグラスに空のウィスキーグラスを入れた後、ウィスキーを注ぐとキノコ雲ができません。

ビールとウイスキーを変えてビールグラスにウイスキーを3/5くらい注いで、ウィスキーグラスにビールを満杯にしてぽちゃんと入れる場合には水素爆弾酒と呼ばれます。

空のビールグラスにウィスキーを1/3くらい注いだウィスキーグラスを入れて、ビールを徐々に注ぎ込んでウイスキーグラスを浮かばせる製造法もありますが、このように作られた酒はビョンガンセジュ**と呼ばれます。ビョンガンセは精力がとても強い男ですが、死んだ男も生き返らせる才能でウィスキーグラスを浮かばせたことから付けられた名前です。

**ビアグラ酒とも呼ばれます。

ビールグラスにビールを3/5ぐらい注いだ後、焼酎グラスを浮かせます。その後、焼酎グラスにウイスキーを少しずつ注いでいくと、グラスが沈んでいきます。このように作ったお酒はタイタニック酒になります。

どうして、ウイスキーのグラスではなく焼酎グラスなんですかって?ウイスキーグラスは簡単に沈まないからです。

ちょっと変わった製造法もあります。ウイスキーグラスにウイスキーを注いだ後、ビールグラスを逆さにしてウイスキーグラスの上に覆います。ウイスキーグラスをしっかり持ってビールグラスと一緒にひっくり返した後、ビールを注ぎます。こうして飲むと逆さまにしたウイスキーグラスから少しずつウイスキーが流れるため、グラスを空にするには、5~6回は軽く頭を上げ下げする行為を繰り返さければなりません。この姿を見てコルトクコリダ(껄떡거리다、ごくりごくりと飲む)として、「コルトク酒」とも言われています。また、選挙シーズンになると、普段は関心もない有権者を探して挨拶をする政治家に似ていることから「遊説酒」とも呼ばれています。

ビールグラスに泡が溢れるようにビールを入れた後、その上に赤いワインを慎重に注いでいくと、泡の下に赤い層ができます。これを三色酒と呼びます。

苦尽甘来(コジンカムレ)酒もあります。ビールグラスにコーラを半分ほど入れた焼酎グラスを入れます。この焼酎グラスの上に焼酎を満杯にした焼酎グラスを重ね合わせます。その後、ビールを満杯にします。その後、飲むと、小麦の苦みの後に甘いコーラの味を感じることができます。だから、苦尽甘来という名前が付けられました。

ビールの代わりに、マッコリをベースに使う場合は、「ピョンガリ酒」と呼ばれるのですが、間違って飲んだら、名前の通り意識を失うことがあります。

ビールグラスにワインを3/5程度注いで、ウイスキーを注いだウィスキーグラスをぽちゃんと落とした後に一気飲みをすると、口の周りに赤い血が流れます。このように飲むお酒の名前が想像できますか?吸血鬼酒、またはドラキュラ酒です。

ビールグラスにビールの代わりに滋養強壮剤を入れます。そしてウイスキーグラスをぽちゃんと落とします。雷管に使われるウイスキーを最低でも15年以上前の物を使います。味はおいしくありませんが、材料の価格が高すぎるため、「皇帝酒」と呼ばれています。

ビールグラスに焼酎とコーラ、卵黄を混ぜて飲むお酒もあります。材料の名前は、最初の一文字を取って「ソコルダリ酒」と呼ばれますが、お腹がすいてる時ならともかく、まずいし、飲んだ後、グラスが汚なくなるだけです。

焼酎と百歳酒(ペクセジュ)、山査春(サンサチュン)、ビールを1瓶ずつやかんに入れて混ぜて飲むお酒は「ソベクサンメク」と呼ばれます。予め作っておいて、各自の焼酎グラス、またはビールグラスに注いで一緒に飲むお酒です。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-12-23 00:00:00

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