「Kゲーム」世界的ヒットで開発者「大金持ち」続出


「バトルグラウンズ(BATTLEGROUNDS)」「リネージュ2レボリューション(Lineage2 Revolution)」「黒い砂漠(Black Desert)」などの国産PC・モバイルゲームが国内外で相次いで大ヒットを放ち、ゲーム会社の社員も保有株式の相場差益と年末の現金ボーナスなどで「トンパンソク(銭の座布団)」に座った。

国内各ゲームメーカーはしっかりしたストーリーと構成で世界ヒットに成功して、株式市場に上場したゲームメーカーの株価が大きく上がり、創業者と役員がテバク(大当たり)を爆発させるケースはもちろん、開発チームと一般従業員が個別に受け取ったストックオプションの価値が、すでに数十億ウォンに迫るケースが続出している。今年のゲーム輸出額は5兆ウォンをはるかにこえるだろうという期待の中で、分厚い成果給を準備した企業も相次いでいる。

ゲーム業界と証券業界によると14日、PCゲーム「黒い砂漠」のグローバルヒットに成功したパールアビス(Pearlabyss)の従業員は、去る9月の上場から2カ月めで公募価格対比の株価が50%以上も上昇して「テバク(大当たり)」を決めた。

株式全体の54.6%を保有している創業者のキム・デイル理事会議長の場合、保有株式の価値が7000億ウォンを超える。全従業員203人のうちで株式とストックオプションを保有している一般従業員だけでも62人に達し、上場当時の公募価格(10万3000ウォン)基準で1人当たりの平均評価額は22億5000万ウォンに達する状況だ。パールアビスの第3四半期の売上げは前年同期比117.6%増の276億ウォンで、「黒い砂漠」のモバイル版である「黒い砂漠M」に対する発売期待感も高まっている。

PCゲーム「バトルグラウンズ」で「ヒット旋風」を巻き起こしているブルーホール(Bluehole)の従業員も、保有している株式とストックオプションで大当たりの利益を出したことが分かった。ブルーホールは2011年にリリースした「テラ(TERA)」以後はこれといったヒット作がなく、バトルグラウンズが出る前は資金不足で存続の岐路に置かれたという話が流れ出ていた。しかし「バトルグラウンズ」の実績が急反転し、場外で今年初めに3万ウォン(額面500ウォン)だった株価が、最近では70万ウォンに達するほど急騰した。そのおかげで初期のブルーホールに合流して株式とストックオプションを得た従業員は、少なければ数億ウォンから多ければ数十億ウォンまで、保有する株式の価値が上がったことが分かった。

ゲーム業界の関係者は、「ブルーホールの議長であるチャン・ビョンギュ4次産業革命委員会委員長は、以前ブルーホールの株式を従業員と知人に等しく分けたという」とし、「ゲーム業界ではバトルグラウンズの大当たりで数十億ウォン台の金持ちがすごく増えたという話が出ている」と語った。チャン委員長は2005年にインターネット検索サイト「チョンヌン」を設立して2006年に350億ウォンで売却し、2007年にブルーホールを設立してゲーム業界に飛び込んだ。チャン委員長はチョンヌンの売却代金350億ウォンのうち105億ウォンを当時の従業員に配ったという逸話で有名だ。

NCソフトは最近第3四半期の業績を発表し、「リネージュM」特別激励金の支給と年末のインセンティブを前倒しで反映し、第3四半期の人件費は1555億ウォンで第2四半期(1135億ウォン)よりも420億ウォンほど増えたと発表した。 NCソフトは「リネージュM」の激励金として、秋夕(チュソク)連休を控えて全職員に300万ウォンずつ支給した。 NCソフトの社員は3000人に達するだけに、90億ウォンに達する金額をチュソクのボーナスとして支払ったわけだ。激励金を除いた残りの金額のうち一部の費用を除き、ほとんどを年末にインセンティブとして従業員に支給するものと見られ、従業員は1人当り平均1000万ウォンずつのボーナスを受ける見通しだ。

最近、売上げ1兆ウォンを突破した「リネージュ2レボリューション」を出荷したネットマーブルゲームズ(Netmarble Games)も、昨年は分厚いボーナスを従業員に支給して話題になった。

ネットマーブルは2月、レボリューション開発チーム100人に120億ウォンに達する成果給を支給した。平均値基準で1人当たり1億ウォンを超える規模だ。寄与度に応じて支給され、人によって金額が異なるが、プロジェクトの初期から参加した主要開発者は最大10億ウォン台の成果給を受け、年俸の倍を得た事例も少なくないことが分かった。これに先立ち、昨年12月にはレボリューションの成功を記念して、本社と子会社の役職員3500人あまりにボーナスとして給料100%を支給した。

業界では「自社株やストックオプションの提供を除けば、この程度の規模の一時ボーナスをこれほど多くの人に与えたのは業界最大レベル」だという評価だった。

ネットマーブルのパン・ジュニョク議長は、平素から成果に応じた報酬を徹底的に強調することで知られている。職業でありプロなら自分の分野で最高でなければならず、その分の待遇を受けることが所信という。パン議長は過去にネットマーブルがプレナースエンターテイメントの子会社であった時代、親会社から受け取った成果給30億ウォンをすべて従業員に配った逸話もある。

ゲーム業界の関係者は、「これまでベンチャーブームとともにゲーム業界に優秀な開発人材が集まる時あったが、過度の労働時間と適切でない報酬でゲーム開発の人材を求めることが難しい時があった」とし、「最近はグローバル市場でKゲームに接する雰囲気が変わっており、従業員の努力に対する適切な補償の期待も大きい」と述べた。
  • 毎日経済 ソ・ドンチョル記者
  • 入力 2017-11-14 20:19:23.0

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