韓国ゲーム神話の主役③… 「リネージュ2R」パク・ポムヂンPD





■ 『リネージュ2R』パク・ポムジンPD

「ローカライズで北米市場を攻略...キャラクターの整形手術が功を奏した」。

「ローマに行けばローマの法に従えという言葉のように『リネージュ2レボリューション』(以下『リネージュ2R』)は発売地域ごとに現地化(ローカライズ)することに注力しました。このような戦略はグローバルな実績に大きな影響を与えました」。

パク・ポムジン ネットマーブル『リネージュ2R』開発PDは1979年生まれだが、高校生だった1997年にアマチュアゲーム開発に着手して、開発キャリアは20年を超える。 『ミールの伝説3』と『プリウスモバイル』ゲームの開発に参加した。UX Plus(ユーエックスプラス)というゲーム会社を創業して『魔王戦』と『浪漫武林』などを開発したが資金不足で挫折した。 2015年にネットマーブルに合流し、『リネージュ2R』の開発総括責任を担っている。

パクPDは「国別のゲームユーザーの情緒を分析し、これをゲームの設計に最大限反映した」とし、「北米版『リネージュ2R』と国内版『リネージュ2R』は、グラフィックはもちろん操作感までまったく別のゲームという気がするほど完全に異なる接近を行った」と語る。 2016年末、国内で旋風的な人気を呼んだネットマーブルのモバイルゲーム『リネージュ2R』は、2017年6月にアジア11カ国に同時上陸し、その中の台湾・香港・マカオのAppleのApp Storeで発売当日の最高売上げ1位を記録した。また同年8月には日本で発売されて一日でApple App Storeの売上げ1位になったし、北米地域でも発売一週間めでApp StoreとGoogleプレイの両方で売上の10位以内に入った。

特に大きく手が加えられたのは、昨年末に発売された北米版だった。北米市場は何度か韓国の開発会社が進出を試みたが、ほとんどが苦杯を飲んだ「Kゲーム不毛の地」として悪名が高かった。

パクPDは「わが国のゲーマーがゲームキャラクターの職業や種族に関係なくイケメン・美女を好むならば、北米のユーザーは仕事にふさわしい外観を好む」とし、「このような調査結果を土台に、北米進出を控えてキャラクターを電撃的に整形手術した」と回想した。一例として、国内版の人間の戦士キャラクターはひげもなく鼻筋が通ったソン・ジュンギ型ハンサムだが、新たに変わった北米版の戦士キャラクターは髭が顔の半分を覆う野戦司令官のような重厚なルックスを持っている。

パクPDは外的な要因だけでなく、ユーザの利便性を向上させることにも力を入れた。北米ユーザーは国内ユーザーとは異なり、多人数ゲーム(MMORPG)に慣れていないことを考慮して、操作キーの規模を従来よりも2倍程度に大きくし、利用者間の対話機能も強化した。パクPDは『リネージュ2R』のローカライズを通じて海外進出に力を入れた理由を「危機感」に求めた。彼は「若い頃に外注ゲーム制作会社を創業したこことから、ゲームという業種も徹底的に資本が大きくなるほど有利な分野であることを悟った」と語った。

最近、パクPDをはじめ『リネージュ2R』開発チームが努力を注ぐ分野は、中国版『リネージュ2R』の開発だ。ほとんど開発を終えて仕上げの作業を行いつつ、中国市場のゲーム販売許可権である「パンホ(版號)」の発行を待っている。2016年のサードによる韓・中対立で韓国に対するゲームのパンホ獲得は全面中断されたが、後にサード問題が縫合されてパンホ再発行への期待が高まっている。パクPDは「北米版の教訓を得て、既に中国版には中国のユーザーに合わせた面白い要素を随所に隠した」とし、「事前にすべて明らかにすることはできないが、くじ箱を中国特有の福袋である紅包の形に変えておくなど、中国のローカライズに気を使った」と語った。
  • 毎日経済_ユ・テヤン記者
  • 入力 2018-01-30 17:19:23.0

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