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V.Iの「YG戦資」...「B級」シットコムで成功するか?


  • V.Iの「YG戦資」...「B級」シットコムで成功するか?
  • 『YG戦資』製作発表会に参加したビッグバンのV.I。写真=ユ・ヨンソク記者



YGエンターテイメントとネットフリックスが手を組んで企画段階から話題を集めた新規芸能『YG戦資』が、製作発表会を通じて一部ベールを脱いだ。 YGエンターテイメントを背景にしたリアルシチュエーションコメディ『YG戦資』が、V.Iを筆頭にした愉快なB級感性のお笑いポイントで世界の視聴者をひきつけるかが注目される。

『YG戦資』はある日とつぜん忌避順位第1位部門の「YG戦略資料本部」に左遷されたV.Iが、危機のYGエンターテイメントを生かして再び会長の懐に戻るために苦労する姿を描いたリアルシチュエーションコメディだ。

Mnetで『音楽の神』と『UVシンドローム』などを成功させた朴ジュンスPDの、YGエンターテイメント離職後の最初の演出作として話題を集めた『YG戦資』はネットフリックスを通じて世界190カ国で公開される。

1日午前、JWマリオットホテル東大門で行われた製作発表会で演出を引き受けた朴ジュンスPDは、「ずっとエンター業界の闇を戯画化させることを行ってきた。YGがエンター業界の最も暗い部分であるように企画した」と冗談を言いながら、「YGもサムスン電子の未来戦略室のように、すべてのことを左右する重要な部門があれば面白そうなので企画した」と説明した。

ネットフリックスと手を握ることになった背景について、朴PDは「YGという名前を掲げて制作する番組は、保守的な国内の放送局は関心を払わない」とし、「ネットフリックスはこの素材をおもしろい企画案として満足した。(契約当時)ネットフリックスと組むのが最善の選択ではなかっただろうかと思った」と述べた。

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  • 『YG戦資』に出演したBIGBANGのV.I。写真=ユ・ヨンソク記者


ネットフリックスとのコラボレーションについては、「コンテンツを作るときにクリエイターを尊重してくれるという感じを受けたし、クリエイターの創造性についてこだわらなかった」とし、「演出として成長できるきっかけになった」と付け加えた。

当初、『YG戦資』の顧問役はV.Iではなくヤン・ヒョンソク氏を念頭に置いて企画されたが、出演の提案を一喝で拒絶したヤン・ヒョンソク代表プロデューサーは、「自分にそっくりなV.Iを勧めた」とした。これに対してV.Iは、「やらせたくてもビッグバンのメンバーがみんな軍隊に行っていて、できるのは僕しかいなかった」と冗談を言いながらも、「肩の荷が本当に重い。しかし自分にとってよくなると信じている」と付け加えた。

『YG戦資』は、セルフディス(自虐)からヤン・ヒョンソク氏の宝石箱にあったさまざまなYG所属歌手の話まで、いろいろな笑いが含まれている。シットコムという「劇化」の性格を帯びているが、劇に活用される素材がYGの内部で実際に行われた話だという点は注目に値する。

これに対してV.Iは、「YG内部で実際に起きた話を土台にした部分が多いので、演技する時の不便さはなかった。しかし、これで良いのかと思う時もあった。本当にこんなことがYGの中であったかと思うほど、リアルな話が盛り込まれている」と語った。

V.Iは「YG内部の実話に基づいているので、ご存知の話もたくさん登場する。しかしビミョーな話もけっこう出てきて、これを直接話しても良いのかと監督に尋ねることもしたけれど、誰もが知っていることなのに何が問題かと言われた」と語った。

具体的な内容については、V.Iは「アーティストとの契約内容もあるだろう。YGの内部グループの問題もあったし良くないこともあったので、一般大衆とファンが知っていることを隠すことなく、すっきりと面白く解いていく内容も多く含まれている」と言う。

V.Iは「私の話はほとんど(事実)だ。台本を受け取ってイメージで悩むほどだったが、監督が私を説得した」と述べた。V.Iは「『YG戦資』を演りながら感じたのは、笑いというものが人々の心を確実に動かすことができる、大きな武器だと思った」とし、「ビミョーな問題も扱っているし、僕自身の恥しいことも含んでいるが、最終的にはV.Iのキャラクターに没頭するしかない内容だと、快く参加することになった」と明らかにした。

これに加えてV.Iは、「あの人がここでなぜ?というほど、途中でスペシャルゲストが出演する。台本には書いてないし、現場で突然出て来てびっくりしたりした」と明らかにした。これは製作陣がV.Iなどの出演陣に提供していない、「製作スタッフ台本」によるものだ。

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  • 『YG戦資』の演出を引き受けた朴ジュンスPD。写真=ユ・ヨンソク記者


朴PDは「製作陣の台本と出演者の台本が違った。利口なV.Iを欺くためだった。V.Iのピュアな魅力を見ることができるだろう」と明らかにした。

V.Iは、「本当にリアルなリアクションを撮ろうとしたことを見て、監督は変態ではないかと思うほどだった。本当に緻密にリアルさを追求した」とし、「台本は決まっているが、本当にリアルなリアクションに続いてリアルなセリフまで混ざったものをそのまま使っているんですよ。台本か本物かと思うほどの内容がたくさん盛り込まれている」と述べた。

製作発表会のさいごにV.Iは「『YG戦資』はYGの内部の話で楽しくうまく作った。とてもYGの話じゃないだろうと思う部分もあるだろうけど、じつはそうではない。ハードな日々を一生懸命生きていくあなたと、共感を形成できるコメディドラマだ」とし、「この作品を通して、僕がどのようにどん底からはい上がるのかを見て勇気と希望を持っていただけたらうれしい」と付け加えた。

『YG戦資』は来る5日に公開される。

  • 毎日経済スタートゥデイ_パク・セヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-10-01 15:08:51




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