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「グローバル100大ブランド」に中国は12社...韓国はサムスンだけ


サムスン電子は欧州ブランド研究所(EBI)が選定する「グローバル100大ブランド」で、初めて20位圏に進入した。今年の評価ではアップル(Apple)とグーグル(Google)やマイクロソフト(MS)などの米国の情報技術(IT)企業が昨年に続いて最上位圏をさらった中で、中国企業はなんと12社も名前をあげたことに対し、韓国はサムスン電子が唯一で対照を成した。

19日、オーストリアのウィーンに本部を置くブランドコンサルティング機関のEBIが発表した「世界100大ブランド企業ランキング(GLOBAL TOP 100 Brand Corporations Ranking)」によると、サムスン電子は19位を記録した。サムスン電子の今年のブランド価値は392億7500万ユーロ(約50兆4200億ウォン)で、昨年(351億2600万ユーロ)よりも11.8%増加した。

順位は昨年の23位から4ランク跳ね上がって、半導体業界最大のライバルであるインテル(21位)を抜いた。インテルはブランド価値が365億8200万ユーロで前年よりも3.9%増え、1ランクの上昇にとどまった。アップルがブランド価値1533億1500万ユーロで、2011年から8年連続で不動の1位を守った。続いてグーグルとマイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなど米国のIT企業がトップ5を席巻した。アマゾンは昨年よりも2ランク上昇した。

アジアのブランドの中では、中国最大の移動通信会社であるチャイナ・モバイルが10位で最も高かった。中国最大の電子商取引企業であるアリババは昨年の48位から今年は14位に、中国のIT企業であるテンセントも30位から16位にそれぞれ跳ね上がり、サムスン電子まで抜いた。

ヨーロッパブランドでは、高級ブランド品の代名詞であるルイヴィトンモエヘネシー(LVMH)が6位で最も高かった。日本企業の中では26位のトヨタ自動車を先頭にして、移動通信会社のNTTグループ(51位)とホンダ(79位)そしてソフトバンク(82位)と続いた。

国別にみると、米国が48社でほぼ半分を占めており、ブランド価値の総額は全体の58.5%に達して圧倒的だった。続いて中国(12社)、ドイツ(9社)、イギリス(7社)、フランス(6社)、日本(4社)などの順だった。
  • 毎日経済」_イム・ヨンシン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-11-19 17:55:23




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