韓国「半導体ショック」悪化の一途

輸出額・量ともに墜落 


三か月め倒れたままの輸出に、輸入まで崩れて貿易韓国の地位はグラグラだ。去る2月の輸出は前年同期比で11.1%減少し、減少幅を1月(-5.8%)よりも2倍に大きくした。 2月は旧正月連休などで操業日数(19日)が減ったせいもあるが、全体的な輸出環境が悪化していることは否定できない。操業日数の影響を取り除いた平均輸出も、前年同期比で8.8%減少したためだ。

特に輸出額と輸出量までも減少し、輸出の悪化はかなりのあいだ持続するのではないかという懸念が高まっている。

輸出量を基準にして、2月の輸出は昨年よりも3.2%減少した。連休があった昨年9月に続き、5カ月ぶりに再び輸出量が減っている。主力製品の半導体と主力市場の中国の不振が深刻化したためだ。輸出不振の影響で中間材・原材料の輸入さえも減り、輸入までが大きく減少した。輸出と輸入の同伴不振は、国内投資と消費の全方位に悪影響を与えるという点から不況を煽るのではないかという危機感が高まっている。輸入は今年から急激に減っている。輸入増減率は1月に前年同期比で-1.7%を記録したことに続き、2月にはなんと-12.6%に達するなど、輸入の墜落幅が大きくなった。産業部の関係者は、「不況型黒字を懸念する声が出ているのが事実」だとし、「しかしまだ二ヶ月マイナスなので、今後に反転される余地はある」と述べた。


先月の輸出額は445億2400万ドルで輸入額は364億7000万ドルを記録し、貿易収支は31億ドルの黒字を記録した。 85カ月連続で貿易黒字は維持したが、昨年の月平均59億ドルと比較すると大幅に減少した。 7年ぶりに貿易赤字という危機に瀕していることはもちろん、黒字を維持しても全体の貿易規模が萎縮したことで「ビッ チョウン ケサルグ(見た目は良いが使えない)」に過ぎないという指摘が出ている。

産業研究院のシン・ヒョンス研究委員は、「下半期にも期待するほどには半導体景気が復活せず、米・中貿易紛争による中国市場の低迷が続けば今年の輸出はマイナスになる可能性がある」と憂慮した。

三ヶ月連続の輸出ショックは、何よりも最大の輸出品目である半導体の物量が減ったことが直撃した。今年に入ってスーパーサイクルが終わって半導体価格の下落が続いているが、物量は維持されて反騰の期待感を育ててきた。しかし今年に入って、物量さえも萎縮する様子を示している。主力であるDRAM価格は1年ぶりに36.8%下落し、NAND型フラッシュメモリも25.2%下落した。韓国銀行によると、1月の半導体輸出量指数は1年前よりも2.6%下落した。 2015年12月(-1.8%)以来で初めてマイナスを記録したわけだ。先月にも状況は悪化したというのが業界の推定だ。輸出量の減少は製品需要が減少したことを意味するので、価格の下落よりも深刻な信号として解釈される。当分のあいだは半導体価格の上昇と輸出の増加は期待できないという分析だ。

半導体とともに輸出急落を導いたのは石油化学と石油製品だ。これまで国際原油価格の下落によって、主力輸出品目である石油および石油化学製品の不振が続いてきた。最近、原油価格が上昇傾向に乗って好調を期待したが、むしろ減少幅がさらに大きくなった。 2月の国際原油価格はドバイ原油がバレル当たり64.6ドルを記録し、前年同期比で3.0%上昇した。しかし石油製品(-14.0%)と石油化学製品(-14.3%)は、輸出がむしろ大きく減少した。産業部の関係者は、「国際原油価格の上昇にもかかわらず米国発の供給量が大幅に増加し、輸出単価の下落が続いた」と説明した。政府は今後の国際原油価格の上昇で、主力の石油と石油化学製品の輸出増加を期待したが、これさえも水の泡になるだろうという懸念が高まっている。

半導体をはじめとする主力品目が次々と揺れて、最大の市場である中国の不振の谷はさらに深い。 2月の対中国輸出増減率は-17.4%で、昨年11月から四ヶ月連続のマイナスを記録した。半導体が36.8%も減少し、石油製品(-31.4%)とディスプレイ(-16.9%)、石油化学(-6.4%)に鉄鋼(-5.7%)などがすべて崩壊した。

韓国経済研究院のホン・ソンイル経済政策チーム長は、「半導体を除外すれば、まだ主力製品と言えるだけのものはない」とし、「鉄鋼や石油製品なども中国のために格差が縮まっており、輸出競争力の確保が急がれる」と語った。
  • 毎日経済_イム・ソンヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-03-01 20:25:06.0