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降り注ぐ悪材料でコスピ2000崩壊…ウォンも急落


韓国と日本の間の経済戦争が現実化しつつ、コスピが揺れてウォンが急落した。金と債券などの安全資産の価格は再び上昇した。ドナルド・トランプ米大統領が中国に追加関税を課すという計画を明らかにし、グローバルな景気鈍化に対する恐怖が大きくなったことも、市場を押さえ付けた。

2日のコスピは前取り引き日との比で19.21ポイント(0.95%)落ちた1998.13で取り引きを終えた。

去る1月4日以降の7カ月ぶりに、コスピは2000ラインの下にとどまったままで取り引きを終えた。外国人はこの日、一日のあいだにコスピで3936億ウォン規模の売り越しを記録して下落を導いた。国内では年金・基金が4626億ウォンを買い越したが力不足だった。

不確実性が大きくなり、ウォンも急落した。この日、ソウル外国為替市場で対ドルのウォンは前日の終値(1188.5ウォン)よりも9.5ウォン落ちた1198.0ウォンで取り引きを終えた。これは2017年1月9日(終値1208.2ウォン)以来、2年7ヶ月ぶりに最低値だ。安全資産である金価格は前取り引き日比でグラム当たり2.36%上昇した5万5410ウォンを記録し、歴代最高値を記録した。 10年満期国債の金利は前取り引き日比で6.1bp(1bp=0.01%ポイント)落ちた1.349%を記録し年底点を更新した。

この一週間でコスピは3.3%低下し、世界の主要株式市場の中で最も大きな下げ幅を見せた。

キム・ハクキュン信栄証券リサーチセンター長は、「米国の金融政策の不確実性と米・中貿易紛争、日本のホワイトリスト排除などの多くの悪材料がコスピに最もかさなった」とし、「年間基準で日本と中国の株式市場は大きく上がったがコスピは下落した。昨年10月や今年の1月の下げ相場と同じような状況だ」と明らかにした。米国の中国に対する追加関税の発表による衝撃で2日、日本の日経指数は前日よりも2.11%下落した2万1087.16で取引きを終えた。日経は一時、2万1000の線が崩れたりもした。
  • 毎日経済_イ・セハ記者/チョン・ヒヨン記者/ホン・ヘジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-08-03 00:29:08




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