「サムスンの業績回復は来年」…韓、証券各社



8日、サムスン電子は市場の期待を上回る第3四半期暫定業績を発表し、サムスン電子の本格的な業績回復時点に市場の関心が集まっている。金融投資業界では来年の上半期にサムスン電子の実績が回復に入るという見方が優勢だ。

8日のエフアンドガイドによると、国内証券会社は来年第2四半期にサムスン電子が8兆ウォン水準の営業利益を記録し反騰の足場を設け、第3四半期と第4四半期の営業利益がそれぞれ10兆5500億ウォンと11兆6000億ウォンで回復を見せると予想している。年間では来年の売上高250兆ウォンと営業利益36兆7600億ウォン水準で、今年の売上高(232兆ウォン)と営業利益(27兆5300億ウォン)に比べて改善された実績を出すことが期待される。

業界では、半導体業況の正常化はただちにサムスン電子の業績回復ということに異見はない。金融投資業界は今年の第4四半期に半導体業況が底をつき、来年の上半期以降は需要と価格も正常化のレベルに入ると見ている。メモリ需要が回復しつつ在庫調整が急速に進んでいるが、製品価格の下落が当分のあいだ続くことから、今年の第4四半期(7兆ウォン)と来年の第1四半期(6兆5800億ウォン)まではサムスン電子の営業利益は停滞状態から脱することができないとの見通しだ。

市場調査機関のDRAMエクスチェンジによると、昨年末から急激に下落していたDRAMの固定取引価格は7月2.94ドルまで下落した後、8~9月にそれ以上の低下なしで同じレベルを維持している。今年に入って初めて下落を停止したことから、業界ではDRAM価格が底を打っているのではないかという分析が慎重に出される状況だ。

ただし専門家らは米・中貿易紛争に起因する投資の遅れと追加在庫の枯渇などで、年末までにDRAM価格の下落傾向は続くと見ている。業界関係者は、「企業間取引(B2B)は四半期単位で契約が行われる場合が多く、下半期に入って在庫が枯渇しつつ価格が維持されたものと見なければならない」とし、「第4四半期にもDRAM価格は追加で下落すると見えるが、落ち幅は前ほど大きくないだろう」と説明した。

DRAMよりもすばやく業況回復を見せているNAND型フラッシュメモリの価格は、7月に反騰に成功して在庫枯渇も急速に進んでいる。業界ではNAND型フラッシュメモリ市場は年末以降に「V字」形で反騰する可能性に重きを置く雰囲気だ。

一方、サムスン電子の金奇南(キム・ギナム)副会長はこの日、「電子産業60周年記念行事」で記者らと会い、メモリ半導体価格の反騰可能性と関連して「第3四半期には第2四半期より落ち幅が小さくなったが、(半導体業況の回復は)変数が多く見守らなければならない」と答えた。キム副会長はまた業況回復に対する質問に、「もう少し時間が経過しなければならない」と述べた。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者/ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-10-08 18:15:14