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韓キッズ産業、少子化ショック...副業に期待


  • 韓キッズ産業、少子化ショック...副業に期待
  • 活路を求めるキッズ産業の各企業


低出産・少子化の深化で幼少年層の人口が減少し、これらを顧客にしていた自転車と文房具や玩具業界の不況も深くなっている。成人向けの製品を発売して脱出を狙っているが、外国産製品の攻勢まで続き、「少子化の影響」が長期化している。今月、行政安全部が発表した住民登録人口統計によると、昨年末の幼少年層(0~14歳)人口は647万人を記録した。これは2008年の825万人に比べて200万人近く減少したものだ。

幼少年層が主な顧客である自転車業界は、少子化の打撃が最も大きい。微細粉塵に対する忌避現象までが重なり、自転車を購入する顧客はさらに減少した。シェア1位の三千里自転車(Samchuly Bicycle)は2018年から赤字に転換した。 2位のアルトンスポーツ(ALTON Sports)は2015年から赤字だが、昨年の第1~第3四半期の累積赤字は119億ウォンに達する。業界では自転車の販売台数が毎年20%減少すると推定している。一方、高価な需要を牽引する自転車「マニア」の間では外国産が人気だ。しかし成長する成人用レジャースポーツの需要さえも海外メーカーに奪われている。これに加えて、ソウル市が2015年からソウル自転車(Seoul Bike)「タルンイ」を大々的に普させて、大人も金をかけて自転車を購入する誘因が少なくなった。

文具業界も昨年から成長が折れた。モナミ(MONAMI)は日本製品の不買運動で反射利益が期待されたが、昨年の第2・第3四半期のすべてで赤字を記録した。ノートやボールペンなどの文房具を購入する顧客そのものが減ったからだ。特に2011年からは学校が学習準備物を調達庁を通じて一括購入する制度が始まり、安価な中国産製品が国産を代替している。

自転車業界は電気自転車や電動キックボードで突破口を探している。共有経済の概念が広がり、「超小型モビリティ」市場が大きくなっているからだ。しかしこの市場で中国産の低価格製品はもちろん、海外の高価製品とも競争しなければならない。モーニンググローリー(Morning glory)は昨年、ストッキングやタイツなどの女性用レッグウェアを発売した。モナミは筆記具の色配合のノウハウを土台に、色調化粧品市場に参入する予定だ。
  • 毎日経済_パク・ウイミョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-01-22 21:22:19




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