解説 | ハングル:넘사벽 ハングル発音:ノムサビョク 解説:それなりに懸命に練習してアジア大会に出場した。代表選抜戦が難しかったが、その峠を越したので、今はメダルを取るのが目標だ。しかし、運がなかった。 よりによって、あの選手とベスト8で対戦することになるなんて。死に物狂いで戦わなければならない。試合場に足を踏み入れた瞬間に恐怖が押し寄せてくる。恐怖を克服しようと、血の汗を流しながらトレーニングしていた瞬間を思い出す。コーチが「お前は、勝つことができる、やり切れる」と叫ぶ。 しかし、相手が強すぎる。どんなに力を使っても、相手は微動だにしない。彼の目には何の表情も見つけることができない。試合場に私はいなくて、相手が一人立っているような感じがする。私にはノムサギョクだ。 二つ以上の事物や人物を比較した時、片方があまりにも優勢だと、比較すらできない。サッカーの試合で毎回対戦するたびに5点以上の差が出るのであればノムサビョクだろう。 ノムサギョクとは「ノムルスオムヌン サチャウォン ビョク(越えられない4次元の壁)」の略語。日本最大の匿名コミュニティサイト2chで使われていた「超えられない壁」に由来した言葉を韓国のネチズンが使い始めたという話が支配的だ。ノムサビョクの意味を「超えたら、死ぬ壁」とする人もいる。 ノムサビョクは不等号を入れて表現したりもするが、A >>>>(ノムサビョク)Bと表記する。AとBの間に不等号が多ければ多いほど壁は高くなる。 |