解説 | ハングル:허당 ハングル発音:ホダン 意味:普段のイメージとは違い、まぬけだったりどこか抜けている人のこと 解説:頼もしい男がいる。話し方も立派で体格も丈夫だ。見たことはないが、腹には王の字の腹筋があることだろう。 山荘で合宿を行ったときの出来事だ。男はなぜか夜に外に出ようとしなかった。夜が明け、サッカーの試合が行われたが、無理やり試合に参加させられた男はボールをうまく受け取ることができなかった。すでにボールが去った後に無駄蹴りをしている彼を見て女性がコロコロと笑う。 おそらく夜に外に出てこなかったことも怖かったからだろうといううわさ話をする声が聞こえる。 「あの人、ただのホダンだね、ホダン」 ホダンは無駄足や空振り、的外れの射撃などを意味する江原道の方言だが、最近では普段のイメージとは全く似つかわないまぬけや臆病者を意味する言葉として使われる。つまり、普段から愚かな人がバカなことをしたからとホダンと呼ばれたりはしない。 外見や体格が立派で知識のレベルも相当だが、予期せぬ事態が発生した場合に正反対の言動を見せる人が主にホダンキャラクターに分類される。 日本で姫という愛称をもらった冬のソナタのヒロイン、チェ・ジウも怖がりであることから「ホダン・ジウ」というニックネームをつけられたりした。 |