解説 | ハングル:사자방 ハングル発音:サジャバン 意味:イ・ミョンバク政府の4大江事業・資源外交・防衛産業を指す言葉 解説:新造語やインターネットの流行語とは違う、韓国の政界やマスコミで使われている言葉だ。 前大統領の李明博(イ・ミョンバク、MB)政府が推進した重要な事業で、不正疑惑が提起された4大江事業(サデガンサオプ、사대강사업)、資源外交(チャウォンウェギュ、자원외교)、防衛産業(パンイサンオプ、방위산업)の頭文字をとって省略した言葉だ。 4大河川事業によって川を殺し、数十兆を投資した資源外交ではこれといった成果をほとんど出さなかったうえに、2万ウォンの部品を90万ウォンで納品するなどの防衛産業不正はもっと見ものだということで使われ始めた言葉がサジャバンだ。 MBはこれについて「誰がその立場にいたとしても、するべきだった事業で、厳正な手続きを踏んで実施した」とし、「サジャバンは政策的に大きな問題がない」と強調している。ただし、実務上の間違いや過ちはあるかもしれないと大目に(?)見たりもしており、一歩譲歩している。 MBの釈明に対するネットユーザーのコメントはもっと辛辣だ。 そのうちの一部を紹介する。 - ノ・ホンチョル「飲酒運転、交通安全に大きな問題はない」 - MCモン、「歯の抜歯、肉を食べるのに大きな問題はない」 - キム・ヒョンジュン「骨折、健康上に大きな問題はない」 - 「4大江の被害補償のためにMBの財産没収、大きな問題はない」 |