解説 | ハングル:소맥 ハングル発音:ソメク、ソメッ 意味:ビールと少量の韓国焼酎を混ぜたお酒 解説:焼酎とビールを混ぜて作ったお酒、爆弾酒(폭탄주)の一種だ。 爆弾酒はもともと洋酒とビールを混ぜて飲むことから始まった。爆弾酒が初めて登場した当時、庶民は高価な洋酒を飲む機会がなく、ごくまれに飲む機会があっても、杯をすする程度だった。 その貴重な洋酒をビールに混ぜて飲むなど考えることもできず、あまりにももったいないことだった。 庶民は洋酒の代わりに韓国焼酎を装薬にして焼酎の爆弾酒を作って飲んだ。値も割安なだけでなく、酔う状態や、雰囲気が洋酒で作った爆弾酒とそこまで違わなかった。 以来、ビールを楽しむ人びとがビールの味がうすいからと焼酎を入れて飲み始めたソメクは、野火のように広まった。大学街のパーティーで最も見かける爆弾酒でもある。 ソメクを作る方法は、洋酒の爆弾酒とほぼ同じだ。 ビールをグラスを満たした後、焼酎を入れた小さなショットグラスを入れて飲んだり、ビールを満たしたグラスに焼酎を混ぜて飲む方法が代表的だ。また、ビールでグラスを満たした後、ペーパーナプキンをかぶせて、その上から焼酎を少しずつ注ぐと、アルコール度数が高い焼酎がビールの上に浮かんで白い枠を作る。これが、焼酎爆弾酒の貴族格になる銀縁酒だ。 |