解説 | ハングル:기승전X ハングル発音:キスンジョンX 意味:起承転結の結の部分に情況にあった単語を入れて使用する。どのように状況が流れていたとしても、結局その単語に行きつくことを意味する。 解説:文章を書く基本構造である起承転結を変形した造語。 Xの代わりに、任意で状況に適した単語を入れるだけでいい。 「起承転チキン」とすれば、「なんであれ、黙ってチキンでも食べよう」という意味になり、起承転結XXXは、映画や漫画の中心となるストーリーがXXXに流れるという意味になる。 起承転Xがいつから流行り始めたのか、確実な資料はない。最近になって、インターネットやメディアで使用頻度が大幅に増えているという事実だけを確認することができる。 起承転Xは、否定的な意味合いが強い。議論することを排撃し、舵を握った人が選択した方向に結論を結ぶのだ。Xにいたる前の起承転での議論や、ストーリーは何の価値もない。すでに結論は、Xで決まっているからだ。 起承転Xは、独断的な意思決定の過程と、すでに組まれた脚本通りの政策が決定され、執行されていることを暗示する。 ある雑誌の記事を卑近な例として見てみる。記事のタイトルは「『起承転盧』で終わった捜査」 ソン・ワンジョン(成完鍾)前京南企業会長のリストを捜査していた検察が、中間捜査結果を発表したのだが、キム・ギチュン(金淇春)前青瓦台秘書室長は公訴時効が過ぎたという理由で書面調査で簡単に終えながらも、時効がはるか昔に過ぎているノ・ゴンピョン(盧健平)氏については、特赦と関連して口座追跡と召喚調査をした検察の態度を皮肉った内容だ。 検察がこの日発表で出した報道資料に、キム前室長の内容は360文字あり、ノ・ゴンピョン氏については1045文字の詳細な容疑内容が盛り込まれていた。 |