解説 | ハングル:~는 언제나 좋다 ハングル発音:~ヌン オンジェナ チョッタ 意味:~はいつもいい 解説:文字通り何の理由もなく、条件なしに常にいいという意味だ。 テファタン(太和湯)とは沸騰したお湯のことだ。ところが、この言葉は「いつも心が平和でのんきな人」を比喩的に表現するために使われたりもする。 時々小説にも登場する。 「こだわりも少し持たなくては。これはもうあまりにも従順なだけで、太和湯のようでダメだ(イ・ギヨン、故郷)」 はっきりとしない、自分の意志のない人も太和湯だとからかわれれる。なぜ沸騰しているお湯が平和でのんきな人を表す言葉になったのかは明らかでない。 無骨好人という言葉も太和湯とほぼ同じ意味だ。骨もないほどに柔らかい人だから、まさに他人に利用されがちになる。 最近よく登場する表現「~はいい」は太和湯や無骨好人とは違う。 特定のターゲットに底なしの信頼を寄せ、恋しさ、憧れ、愛情を表現する。対象が変われば態度が180度変わることもあるから、「~は」がつくのだ。 ちょっと表現を変えれば「~はいつも嫌だ」になることだってある。人によっていつもいい対象も変わるからだ。 山の同好会サイトには「登山はいつもいい」とか「山から眺める空はいつもいい」という言葉が無数に登場するが、「降りてくるのも大変なのに、なぜ登るのか」と文句を言う人もいる。 「いつもいい」という言葉は、芸能界でよく登場するのだが、主にPDまたは作家と俳優の間、カップル役を演じる男女俳優の間に多く登場する。 去る2月に軍に行ったイ・スンギについてtvNのナ・ヨンソクPDは「イ・スンギは、常にいい」と無限の信頼を寄せた。 |