ポプクラジ：법꾸라지
| 解説 | ハングル：법꾸라지 ハングル発音：ポプクラジ、ポックラジ 意味：法の抜け穴や死角を利用して逃げ出すのが上手な人 解説：法律（법률）とドジョウ（미꾸라지）を合わせた言葉だ。人脈と財力、情報、知識、権力、技術を利用してドジョウのように法の抜け穴をついて逃げ出す人。道徳や順法精神はそっちのけで法律の抜け穴を狙ってすべてが自分に有利になるように法を適用して生きる人。 朴槿恵（パク・クネ）政府において民生首席を務めた禹柄宇（ウ・ビョンウ）についた別名が「ポプクラジ」だ。 それだけ法の穴から上手に抜け出すと言う意味だ。自ら20年間に渡って検事生活を送ったうえ法務研修院で研究委員としても在職していたことから法律の死角を誰よりもよく知っていることだろう。 ウ前首席は2016年7月、自分の妻の実家とある大企業の間で行われた謎の不動産取引により操作対象となった。その後、崔順実（チェ・スンシル）の国政スキャンダルが膨らんでからは特別検事チームなどの調査を受けて拘束令状が請求されたが、棄却されることが多かった。 調査を受けるために出向いた検察庁舎にて、後輩の検事と談笑を交わしているように腕を組んで笑っている写真が報道されながら、「まるで皇帝が召還されたようだ」だと物議をかもしたこともある。 彼は去る2月、朴槿恵政府の国政スキャンダルの事態を縮小して隠蔽し、職権を乱用したという疑いで懲役2年6カ月の実刑宣告を受けた。1審判決が下されると一部では「ポプクラジの没落」と評されたりもした。 禹柄宇より前に有名だったポプクラジは金淇春（キム・ギチュン）前青瓦台秘書室長だ。彼は文化芸術界のブラックリストを作って管理した疑いで一緒に懲役4年の実刑判決を受けて服役中だ。金淇春は1992年の14代大統領選挙当時、釜山地域の機関長を集めて関連選挙介入方案を論じて大統領選挙法違反で起訴されたが、最初の公判を控えて関連法の条項に過ちがあると違憲審判提請を申請、法の穴をつく妙技を発揮した。 |
- Lim, Chul
- 入力 2018-03-12 00:00:00
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