カントンチョンセ:깡통전세

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解説 ハングル: 깡통전세

ハングル発音:カントンチョンセ

意味:安い賃貸住宅に住んで短期間でチョンセ保証金を失う危機に陥ること

解説

チョンセ保証金を融資する際、住宅を担保に取った金額を合わせると、売買価格を上回る住宅に賃貸することを比喩的に表現した言葉だ。

「安物買いの銭失い」という昔の言葉がある。値段が安い品物は品質が悪いという意味だ。
この言葉は住宅のチョンセにも通じる。

持ち金があまりなくて困っている時、安い賃貸住宅が見つかって喜んで入居してみると、半年も経たないうちに家は競売にかけられ、チョンセ保証金を失う危機に直面することもある。このような住宅がカントンチョンセだ。

チョンセは全世界で唯一韓国にだけ存在する住宅賃貸制度だ。家主は、家賃を受け取る代わりにまとまったお金でチョンセ保証金を受け取り、利子や投資収益を稼ぐのだ。家主の中には、チョンセで家を貸して受け取ったチョンセ保証金に銀行からの貸りた借金を合わせて、また別の家を買い、その家をまた貸し出すといった具合に家を何軒か買う人も多い。
そして、値段が下がれば?
その時は頭が痛くなる。
ソウルや首都圏の住宅価格はまだ下がる気配を見せていないが、地方の中小都市の事情は異なる。居住人口が減り続け、空き家が増えているわけだから、住宅価格が下向きな曲線を描くしかないのだ。

先日、開かれた住宅都市保証公社(HUG)に対する国会の国政監査でも、この点が浮き彫りになった。
住宅賃貸事業者のうち、保有住宅の多い上位30人が保有した住宅は一万1220軒だが、チョンセ保証金返還保証に加入した住宅は8.3%に過ぎないという指摘が出てきた。

賃貸事業者の多くは、前述のやり方で住宅を増やしてきた人たちで、住宅価格の値下がりカントンチョンセになると、ドミノ現象につながる可能性が高いのだ。その場合、2兆ウォンが超える被害額が発生している。被害に遭う人の大半が、低価な賃貸住宅に暮らす貧しい借家人だ。

大規模なマンション団地の場合は、売買価格とチョンセ価格に一定の差があるが、アパートはソウルのいくつかの地域を除いてチョンセと売買価格の間に差があまりない。

取引もあまりない。そのため売れないならば、保証金を高く取り立てようと決心した家主もかなりいる。このような家主に引っかかると、契約期間が終わっても渡してくれる保証金がないから、勝手にしろという態度を取るだろう。新たに入居する賃借人も、賃借人が勝手に探せということだ。
保証金は返さないし、引っ越してくるという人はいないし、住みたくない家に暮らし続けなければならない可憐な境遇になってしまうという話だ。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-11-01 00:00:00

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