ヘンボクフェロ:행복회로

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解説 ハングル: 행복회로

ハングル発音:ヘンボクフェロ

意味:幸せなことを想像させる脳の神経回路

解説

幸福回路(행복회로)。

不幸な状況を乗り越えるために、幸せな想像をさせる脳の中にある神経回路。または、幸せな想像をする状態。

上の図は日本の2人組の漫画家ユニットPeach-Pitの漫画『ローゼンメイデン』に出てくる幻想の人形、翠星石をパロディーしたインターネットファンのキャラクターだ。キャラクター名はシルチャンソク(實装石)だ。

日本のコミュニティーサイト2chに匿名の掲示者が「かすかな記憶で翠星石を描いてみた」と掲載した絵だ。元の翠星石の姿はこれだ。

似てるだろうか?

似ようが似まいが、シルチャンソクは自分が似ようとしていた翠星石よりはるかに有名になった。韓国での波及力もすごい。「幸福回路誕生」の主人公だから、これ以上、説明は必要ないだろう。

シルチャンソクは、すべての状況を常に自分に有利に働くという考え方の持ち主だ。無能な生命体のくせに、最も貪欲で利己的な行動をするのも、そのような考え方から始まっている。誰かが自分に微笑みかけただけでも、それだけで自分に魅了されたと思って、これからその人に面倒を見てもらいながら、一生、阿房宮で酒池肉林を楽しむことができると錯覚するから、天下太平以外に表現する言葉がない。

シルチャンソクの行動は、インターネットのあちこちに波及し、よくない状況で無理やり幸福な未来を妄想するという冗談として使われ始めた。

ヘンボクフェロという言葉を使うこと自体が、状況がどうしようもない絶望的な状態であることを意味する。だからヘンボクフェロの結末は悲惨極まりない。

一番よく使われる下の短編がヘンボクフェロの最後の姿を見せてくれる。



ヘンボクフェロの主人公であるシルチャンソクが処することになる運命も似ている。1人で幸せな想像をしながら、虐待を受けて終わる。もしかしたらシルチャンソクに幸せな想像を抱かせた微笑みは、シルチャンソクを捕まえて虐待をして楽しむための邪悪な笑いだったのかもしれない。
  • Lim, Chul
  • 入力 2019-11-11 00:00:00

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