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冬の時期、肌管理に重要なコラーゲン

  • 冬の時期は、他の季節より肌管理に格別な神経を使うようになる季節だ。冬の時期は、他の季節に比べて湿度が低いが、これは、肌の水分含量を10%以下に落とす。このように、肌の油分・水分バランスが崩れるようになると、角質がささくれ立ち、小ジワが生じやすくなる。

    このため、冬の時期、肌管理の一番目は肌の水分含量を高めることだ。水を随時飲んだり、ミストを吹く習慣を取り入れることが、肌をしっとりと守るのに役立つ。しかし、肌に水分を持たせる役割をするコラーゲンが不足すると、肌の中の水分含量が高まることを期待しにくい。

    膠原質と呼ばれるコラーゲンは、体内のタンパク質の70%を占めている重要な成分だ。身体の臓器形成に大きな役割をするコラーゲンは、体内細胞が減らないようにする。骨と骨を繋ぐ役割をする軟骨の50%、血管の80%がコラーゲンでできているため、この成分が不足すると、関節炎、動脈硬化など、各種疾病が生じやすくなる。

    とくに、コラーゲンは、肌にも重要な役割をするが、肌の真皮層の70%を構成しているからだ。肌のコラーゲン含量が足りなくなると、シワが生成されやすいことはもちろん、シミ、斑点などがあらわれるなど、老化が促進される。

    コラーゲンは、体内で生成される物質だが、平均的に20歳を過ぎると生成が鈍化する。30歳になるとコラーゲン生成より分解される割合が高くなり、40歳に至るとコラーゲン生成の割合が、20歳の半分の水準に落ちる。
    このため、多くの女性が、童顔肌と健康を同時に管理するために、コラーゲンを多く含んでいると知られる豚肉チョッパル、豚コッテギ、タッパルなどを求めて食べる。しかし、食品の中に入っているコラーゲンは、構造が長く複雑な高分子で構成されており、体内に効率的に吸収されにくい。

    よりコラーゲン効能を大きくみたいなら、肌の中の失われたコラーゲン生成を促進する「スカルトラ」を打つのがよい。しわ改善剤として、ヨーロッパで1999年から活用されたスカルトラは、米国FDAから、美容目的で使用の承認を受け、注入されたPLLAは25か月まで効果が持続する。30か月以降には、水分・二酸化炭素などに分解され、整形に使用される他の物質より、異物質による副作用が少ない。

    この施術は、こめかみ・ほうれい線・顎ライン・頬・頬骨など、全体的な顔面シワを改善するのに効果があり、次第に顔のボリュームをよみがえらせる効果がある。

    ミーアンドミークリニック(新村店)のチョン・ユソク院長は、「脂肪移植も、シワ改善のため多く使われる施術法のうちのひとつだが、くぼんだ部位のボリュームを増大させるという点で、スカルトラと効果は似ているが、施術法の便利が異なる」と話す。手術でない注射施術的方法で比較的簡単で安全だが、専門医と相談をした後、本人の状態に合う施術を受けてこそ、より効果的で満足度を高めることができると付け加えた。
  • 毎経ヘルス_キム・ビョンス記者/写真_Photopark.com | 入力 2012-02-14 18:00:58