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韓、コロナ確定者53人→100人→229人に爆発増加

慶州市で3人めの死者 

  • 「20人→53人→100人→229人」

    「コロナ19」の国内確定者数は一日のあいだに2倍以上ずつ急増し、地域社会で感染の恐れが見当もつかないほどに高まっている。これとあわせて、慶尚北道慶州市で3人目の死亡者が発生した。

    疾病管理本部中央防疫対策本部(本部長チョン・ウンギョン)の発表によると、22日午後5時の発表で国内のコロナ19確定者数は433人であり、前日の同じ時間(204人)との比較で229人増加した。去る21日の一日で確定者数が初めて100人を記録した後、この日は200人を突破したわけだ。

    ここ五日間の確定者数の拡散傾向を見ると、去る18日の20人から翌日は53人に、36人が増えるなど、まいにち2倍以上ずつ確定者の規模が急速に増えている。

    ■ 慶州の自宅で死亡した40代の死後に感染を確認

    これだけではない。防疫当局によると、慶北慶州市の自宅で死亡した40代の感染を確認した結果は陽性だった。この人物は、19日に清道テナム病院で死亡した患者と21日に釜山大病院に移送直後に死亡した清道テナム病院の患者に続き、国内で第三番目の死亡事例だ。

    保健当局は国内感染者のうち2人が重篤な状態であると判断しており、今日明日にでも追加の死者が出てくる可能性も排除できない。鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は22日、「おひとりはエクモ(ECMO/体外膜酸素化装置)を使用しており、(別の)ある方は人工呼吸器を使用している」とし、「酸素マスクで酸素を供給する、比較的重症の患者も6人程度いる」とした。エクモは心臓や肺の機能が失われた状態で、心肺機能を維持するために役立つ機械装置だ。

    ■ 政府、新天地大邱教会の信徒9000人を隔離

    一方、急速な感染者の発生は新天地大邱教会と清道テナム病院など、伝播経路が明確なところを中心に中央政府と地方政府の迅速な隔離措置や検査結果が行われていることとも関連して解釈され、当分のあいだは確定者の急増が続く可能性が大きい。

    「コロナ19」清浄地域を維持していた江原道さえも、22日に春川で確定者2人を含めて計5人の感染者が出て衝撃を与えたが、これらはほとんどの新天地大邱教会と直接または間接的な接触が行われたことが把握されている。この日、世宗市で確定判定された30代の男性も新天地教会での感染経路が把握された。

    九老区初の感染事例に対して、九老区庁保健所は22日、ホームページで「確定者は九老区開峰洞所在のあるアパートに居住するチョ某(41・男性)さんで、現在は国立中央医療院に移送された」と明らかにした。旅行ガイドであるチョさんは、去る8~16日、慶北の義城・安東・栄州各地の聖地巡礼旅行者と一緒にイスラエルに行ってきたと伝えられた。

    ■ 移動検体採取チーム可動…信徒全体の医療機関を訪問履歴調査

    これに関連して、政府はコロナ19患者が大量に発生した新天地大邱教会の信徒を検査するために、移動検体採取チームを稼動させることにした。

    キム・ガンリプ中央事故収拾本部副本部長(保健福祉部次官)は22日、政府世宗庁舎で開かれた記者会見で「宗教団体の隔離者9000人の場合、外出せずに検査するのが適切だと判断し、移動検体採取チームを稼働させて検査する予定」だと述べた。キム本部長は、「大邱地域の信徒約9300人の名簿を確保した」とし、「確定患者と接触したかどうかの結果を待たず、先制的にこれらの全員の自己隔離と施設隔離に乗り出している」と説明した。これとともに、信徒の全員に対して海外旅行履歴と医療機関の訪問履歴なども調査する計画だと明らかにした。

    ※関連記事「韓国政府「新天地信徒9千人隔離」…生活費最大で100億支援
  • 毎日経済_イ・ジェチョル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-02-22 17:56:00