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LG商社の「汎韓パントス」買収など…総合商社今年の最大イシューは「M&A」

    • < 総合商社の今年の現況 >

    最近、ドラマ『未生』で多くのスポットライトを受けた総合商社が、新年にもさまざまな問題を沸騰させるように見える。5日、財界によると、総合商社の年初最大の問題は企業買収・合併(M&A)だ。一番最初に大きな変化を迎える企業は「汎韓パントスロジスティクス」の買収を控えているLG商社だ。海外3大物流の分野で国内1位の汎韓パントスロジスティクスを買収すれば、LG商社はグループ内の物流事業ポートフォリオを広げることができると見られる。汎韓パントスロジスティクス買収は理事会の最終決定だけが残っている状況で、昨年12月末に決定されるという雰囲気もうかがわれたが、LG商事の年末休暇などが重なって延ばされた。したがって、早ければ今月中旬に理事会で最終的な結論を下し、買収手続きを完了するものと見られる。

    SKネットワークスもまた、最も触角を逆立てている分野がM&Aだ。しかし、ある程度まで糸口をつかんだLG商社とは異なり、他の企業との熾烈な競争が残っているということが異なる。

    SKネットワークスは、昨年下半期のM&A市場で最大の魚としてあげられたKTレンタルの買収戦に飛び込んだ。SKネットワークスの関係者は「ガソリンスタンドとスピードメイト(整備)などを保有している」ことに言及して、KTレンタルの買収を通じた事業のシナジー効果を期待した。SKネットワークスが最も有力な候補と占われているが、オリックスや韓国タイヤ、MBKパートナーズなどの各候補も、離合集散を通じてSKネットワークスをいつでも脅かせる位置にある。今後のスケジュールは、1月初めまでにKTレンタルのデューデリジェンスを終えた後、1月中に本入札だ。

    大宇インターナショナルの新年キーワードは「家宅捜査」になる見込みだ。来る26日、仁川・松島の東北アジア貿易タワー(Northeast Asia Trade Tower)に本社を移転するからだ。本社移転に伴って大宇インターナショナルは、社員へのインセンティブ支給などをはじめ、いくつかの支援策を設けているところだ。しかし、まだ本社移転に対する社員の不満があちこちから出てくるなど、雑音は続いている。

    2015年の年初めからサムスン物産は、今年の下半期の完成を目指しているカナダのオンタリオ州の再生可能エネルギー発電事業の推進に全力を尽くす計画だ。昨年に第1段階事業(519メガワット)が安定軌道に乗って、550メガワット規模の再生可能エネルギー第2段階事業の完成を目前にしている。
  • 毎日経済_ユン・ジノ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-01-05 17:41:02