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SKイノベーション、ベンツの主力EVカーにリチウムイオン電池供給

    • < 急増する世界の電気自動車市場規模 / 2015年韓国電気自動車バッテリーメーカーのグローバル実績 >

    SKイノベーションはベンツと手を握り、電気自動車(EVカー)産業に全力投球する。両社はそれぞれ化学と自動車業界で世界のトップ企業として認められているが、EVカーの分野ではスタートが遅く、後発走者として評価を受ける企業だ。このために、SKイノベーションはLG化学やサムスンSDIを、ベンツはBMWとアウディを追い抜くという戦略が合致して力を合わせたものと解釈される。

    SKイノベーションは17日、ダイムラーが2017年から発売するベンツのEVカーモデルにリチウムイオン電池セルを提供する内容の契約を確定したと明らかにした。これによりSKイノベーションは、ダイムラー・グループ(Daimler AG)のメルセデス・ベンツの主力EVカープロジェクトにリチウムイオン電池を供給する。ダイムラーはSKイノベーションから供給されたセルをパックに組み立てて、自社のEVカーに搭載する予定だ。

    SKイノベーションの関係者は、「今回の契約はメルセデスベンツ単独のEVカーモデルにバッテリーを供給することではない」とし、「多くの車種の様々なモデルに、バッテリーを全面的に供給する大規模なプロジェクト」だとした。この関係者は引き続き、「最高レベルの車両開発能力を保有しているダイムラーの主力EVカープロジェクトにバッテリーを供給することにともない、電気自動車のバッテリー技術力を改めて証明できることになった」と付け加えた。

    SKイノベーションはLG化学やサムスンSDIに比べて比較的遅い、2012年にEVカー用バッテリー市場に本格的に乗り出した。このことから、無理に供給量を増やすよりも堅実な実績中心の戦略で、世界のEVカー市場のシェアを徐々に高めていくという戦略をとっている。

    SKイノベーションの関係者は、「有望な自動車と大型バッテリーの分野に集中する」とし、「受注後に生産設備を増設する方式で、現在は純粋なEVカーの分野だけで年間800メガワット時、3万台規模の生産能力を備えている」と明らかにした。この関係者は続けて「実際に、既存パートナーの現代・起亜自動車と中国の北京自動車からバッテリーの注文が増え、昨年7月にソサンのバッテリー工場設備を従来比で2倍の規模に増設した後、24時間100%稼動している」と語った。

    昨年、EVカー部門だけで売上高1780億ウォンを記録したSKイノベーションは、昨年に続いて今年も生産ラインを増設する案を検討している。今回、ダイムラーから大規模な量を受注したうえに、国内外のEVカー市場の成長で、既存顧客からの注文量増加の可能性が見込まれているからだ。

    2015年時点で244万台規模の世界EVカー市場は、環境規制が強化されているヨーロッパ・中国・米国を中心に成長している。専門家らは2020年には1009万台規模に達すると予測している。

    このことから、業界では今年のEVカー市場は大幅に成長し、SKイノベーションをはじめとする国内のEVカー用バッテリーメーカーは無難に損益分岐点をこえると見ている。

    このような状況から、国内のEVカー用3大バッテリー会社の積極的な設備投資は今年も続くものと予想される。 LG化学は今年に執行する1兆7800億ウォンの施設投資コストの一部をバッテリー事業のグローバルな生産体制拡大に使用し、サムスンSDIも第3の生産拠点作りを検討していることが分かった。
  • 毎日経済_ユン・ジノ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-02-18 07:40:16.0