数字経済 > 総合
韓国人も観光客も「フォーミー族」のための美容空間に注目
- 自分が価値を置く製品は多少高くても果敢に投資する消費形態を指す言葉「フォーミー（for me）族」がビューティ界の話題として浮上した。
フォーミー（FOR ME）とは健康（For health）、シングル族（One）、余暇（Recreation）、利便（More convenient）、高価（Expensive）のアルファベットの頭文字から作られた新造語で、フォーミー族は個々人が価値を置いた製品に果敢に投資を惜しまない人々を指す。
こうした傾向により、常に堂々とした姿で際立ちたいフォーミー族のためのカスタマイズ型ビューティ空間が生まれている。自分のために惜しみなく投資する消費者たちのニーズ変化にメイクアップアーティストたちがそれに合わせたサービスを提供し、シナジー高価を見せている。
最新トレンドの中心であるカロスキル（街路樹通り）にオープンしたSTYLE BAR X（スタイルバー・エックス）フラッグシップストアであるSTYLE BAR Xは21~39歳の社会人女性をターゲットにする。シングルまたは子どものいない主婦、一人でスタイリングすることに苦労している人、もしくは時間が足りない江南の会社員たちが店舗を訪れるメイン顧客だ。
ヘアカット、カラーまたはパーマなどの施術のないヘア＆メイクアップスタイリングだけを提供する専門空間にて、実力を兼ね備えた専門アーティストが一人では苦労していたトレンディなヘアスタイルとメイクアップサービスを合理的な価格で提供する。また、多様なリフレッシュ飲料とカジュアルなバーの雰囲気の空間にて30分間ビューティ休息時間を持つコンセプトを打ち出す米国とヨーロッパ、香港などで注目を集めるスタイリング専用サービスの韓国型モデルとして期待を集めている。
実際にカロスキルを訪れる中国人、日本人観光客の利用事例が増えており注目される。韓国のスタイルでヘアとメイクアップを経験したい外国人顧客たちにアピールしており、現在STYLE BAR Xが位置するファッションハウスDuierとのサービス提携により中国顧客の利用頻度ならびに利便性の向上を期待している。加えて近隣のSTYLENANDA（スタイルナンダ）、JUNG SAEM MOOL PLOPS（チョン・センムルプロップス）などK-ビューティを代表するブランドが集まっている立地的な強みもある。
こうしたビューティスタイリングサービスは海外観光客が頭の先からつま先まで相対的に手ごろな価格でK-ビューティを感じることができるため、美容産業のブームアップに貢献するものと見られる。 - シックニュースイ・サンジ記者/写真=STYLE BAR X提供 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-07-22 09:24:00
