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現代百貨店がプレミアムHMRブランド「1 TABLE」を発売

    現代百貨店が百貨店業界としては初めてプレミアム家庭簡便食(HMR)ブランドを発売する。

    現代百貨店食品館の新鮮な食材料と有名レストランの調理法を活用し、急成長しているHMR市場を積極的に攻略するという計画だ。

    現代百貨店は今月3日プレミアムHMRブランドである「1 TABLE」をローンチングすると明かした。1 TABLEの核心は百貨店食品館の強みを活用した「新鮮な食材料」と「味」にある。

    現代百貨店側は「現代百貨店食品館にて販売されている全国の特産物と有名レストランの調理法を足して『味の良い家庭JMR』を提供するという構成」だと説明した。

    例えば抗生物質不使用ファシク韓牛、清浄海域加波島ワカメ、鬱陵島の特産品の野草、楊口の大根の葉などを活用してチャーハン、汁物、鍋などを作る一方で、韓食レストランのナルガオン、ホルモン焼き専門店オバルタンなど有名レストランの調理法を活用した商品を提供する。

    過去1年間に現代百貨店は「1 TABLE」発売のために家庭HMRのメインターゲット層である30~40代の主婦顧客と専門家など20数人で構成された「1 TABLE味評価団」を構成して準備してきた。

    特に評価団にはホ・ヨンマン画伯の漫画『食客』に紹介された「ボンウリ」のチャン・ギョンフン代表、ミシュランガイド1つ星に選ばれた「二十四節季」コ・セウク代表などが含まれた。

    現代百貨店がHMR市場に飛び込んだ背景には、最近HMR市場の規模が急速に増えていることに加え、既存の簡便食よりも高級で品質が優秀な商品に対する需要もまた増加している点が作用した。中でも現代百貨店の最大の強みである高級食材料を活用したプレミアムHMRを提供するという複眼だ。新鮮な材料で作るだけに、販売価格は既存HMRよりも5~10%ほど高い。

    韓国農食品流通院によると、HMR市場規模は2011年8000億ウォンから昨年2兆3000億ウォンと5年にして3倍ほど急成長した。業界では今年3兆ウォンを突破するものと予想している。

    現代百貨店はまず鍋、チャーハン、餃子など25の商品を提供し、今後商品数を300個に拡大する計画だ。1 TABLEは狎鴎亭本店、貿易センター店など全国の現代百貨店(15店舗)にて販売され、今後アウトレット、オンラインモール、ホームショッピングなどに販売先を拡大する予定だ。

    ホン・ジョンラン現代百貨店食品事業部長(常務)は「家でも簡便に専門シェフレベルの味を出すことを目標にした1 TABLEを作った」とし「百貨店の高級材料を打ち出し、高級HMR市場を積極的に攻略する計画」だと説明した。
  • 毎日経済デジタルニュース局バン・ヨンドク記者 / 写真提供=現代百貨店 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-11-03 09:00:00