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価格だけでなく心の満足感まで考慮した「価心比」が2018年の消費トレンドに

    • < 昨年11月22日、平昌ロングパディングを購入するために消費者たちが集まった様子 >

    昨年は価格性能比(価性比 / コストパフォーマンス)を重要視していたなら、今年は価格対比満足度と価値までを考慮した「価心比(カシムビ)」が核心消費トレンドとして浮上する見通しだ。「プラセボ消費(価性比の代わりに心理的な満足感を問う消費現象)」とも呼ばれる価心比消費は、心に感動を与える製品を購入することをいう。「YOLO(You Only Live Once)」、「タンジンジェム」、「慰安費用」など、自分の消費の焦点を幸福と価値ベースに置きながら、健康、環境、品位、そして満足のための支出を惜しまない消費者たちが主導するというわけだ。これに流通業界では「自己贅沢」を惜しまないミレニアル世代を狙った所蔵価値を高めた製品を次々と披露している。

    昨年冬、全国「ロングパディング熱風」を率いた平昌ロングパディング(ロングダウンジャケット)が価性比に価心比を加えた代表的な製品だ。ロッテ百貨店が出した平昌ロングパディングは、従来の50万ウォン台の製品より低い価格で人気を集めた。以来、パディングの充填材として使用した綿毛がアヒルやガチョウが生きた状態から毛を抜いたものではなく、死んだ鳥の毛を使って製作したという事実が伝わり、善良なパディングを使用するという心理的満足感まで提供し、消費者たちの好評を得た。

    また、カカオフレンズやラインキャラクターなど、消費者たちが愛情を持っているキャラクターを形象化した「グッズ消費」もまた、価心比の消費行動の事例だ。製品の消費を通じて心に安定を見つけストレスを解消できるためだ。ここに特別なものに価値を投資する消費者心理とかみ合い、業界はグッズの製作に熱を上げる。

    イーランドSPAOは昨年から毎月定期的にキャラクター、飲食料業界などの手を握ってコラボレーション商品を披露している。実際に去年冬に発売した「クレヨンしんちゃんパジャマ」は、現在までに累積販売量7万枚を突破し、大きな人気を集めている。今年はソウル牛乳と手を握って全国民に馴染みのイチゴ・バナナ・コーヒー牛乳の特徴を生かした服や靴、エコバック、ミニバックなどを発売した。

    イーランドの関係者は、「最近ファッション業界でも価性比は要素が特別なものに価値を投資する価心比行動がかみ合い、消費者に面白い新鮮な体験を提供できる製品が人気を集めている」と説明した。

    SPCグループは飲料容器の蓋をブロック形態のキャラクターフィギュアで作ったポケモンシリーズで、プラセボ消費に加勢した。キャラクターを活用して瓶を飾る新概念飲料「Botoon(bottle+ cartoon)」は発売直後、消費者の所蔵欲求を刺激して口コミが広まった。シュレック、ジンジャーマン、長靴をはいた猫などの有名キャラクターとのコラボレーションに続き、人気アニメ『ポケットモンスター』とのコラボレーションでマニア層を形成している。

    他にも、安全性だけを証明されれば高くても購入する「慰安費用」、衝動的消費を通じてストレスを解消し慰労を受ける「タンジン消費」なども主な消費行動として言及されている。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 キム・ギュリ記者 / 写真=SPCグループ提供 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-01-06 08:58:20