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「サラッサラッ」の力...乾燥機人気、洗濯機を負かす


    • サムスン電子の乾燥機が光州事業場の物流倉庫から、需要が多い夏を迎えて大量に出荷されている。 写真提供=サムスン電子



    微細粉塵とともに国内家電市場で衣類乾燥機に対する熱風が熱くなっている。乾燥機が新婚夫婦の必需品にまで認識され、今年の洗濯機市場と肩を並べるだろうという予想まで出ている。洗濯機の市場停滞で悩んでいたサムスン電子やLG電子など、国内家電メーカーもさまざまな種類の乾燥機を発売し、販売競争に火花がとんでいる。

    25日の家電業界によると、国内市場での衣類乾燥機の販売台数は上半期だけで60万台をはるかに超えて、昨年全体の販売台数(60万台)を既に超えたと暫定集計された。

    毎月の販売量が着実に増え、業界では今年一年の全体販売台数は150万台を突破し、年間の洗濯機販売台数を超えるだろうという観測まで出している。洗濯機は普及率が高く、年間販売台数は150万台水準で大きな起伏がなく、数年のあいだ停滞している。一方、国内の普及率は10%ほどと推算される乾燥機は、2016年の10万台から2017年には60万台に、1年のあいだに販売量は6倍に跳ね上がり、今年は洗濯機の販売台数までにらむことになった。

    乾燥機市場で最も素早い動きを見せているのは、LG電子だ。

    一番最初に国内乾燥機市場に参入し、消費者の目線に合った製品の開発に力を注いできたLG電子は、国内乾燥市場の65%以上を占有しているものと推定される。これまでのガス式乾燥機は効率が低く、電気料金の負担が大きい乾燥機から抜け出して、家電らしい効率の電気衣類乾燥機の時代を開いたという評価だ。 LG電子は昨年末には国内初の「デュアルインバータヒートポンプ」を採用して、効率と性能をさらに高めた新製品を発表した。上半期には大容量の乾燥機も発表した。

    サムスン電子は大容量の乾燥機市場で最も高いシェアを見せるプレミアム市場を積極的に攻略している。

    サムスン電子は今年、国内市場での初の14キログラムの大容量乾燥「グランデ」を発表し、5月までに大容量乾燥機市場で60%のシェアを占めていると推定される。今回の第2四半期には、乾燥機の売上高は前年同期比で4倍に上昇した。サムスン電子は洗濯機の容量と比較するとき、活用度が高い14キログラムに新規需要が集まると予想して、この市場でのシェアを確固たるものにし、全体の市場を広げていくという戦略だ。

    サムスン電子とLG電子の二強のほか、大宇電子やSKマジック、テユウィニアなどの中堅企業と、ミレーなどの外資系企業が国内乾燥機市場でのシェアを拡大するため熾烈な競争を行っている。大宇電子が今年1月末に発売した「クラッセ」乾燥機は、価格対性能比で競争力を持ったという評価とともに5月までに累積販売台数5000台を突破したし、SKマジックもレンタル市場で頭角を表している。欧州家電ブランドのミレーはプレミアム戦略を打ち出して、国内メーカーの乾燥機価格よりも2~3倍以上も高価な製品を販売している。特にT1乾燥機は400万ウォン台に達する高価製品だが、さまざまな乾燥機能と「香りカートリッジ」などの特許技術で購入を決定する消費者は多い。

    家電メーカーが先を争って乾燥機市場に参入したのは、普及率が10%に過ぎず、今後の成長可能性が非常に大きいからだ。

    特に家電業界では乾燥機市場の拡大のために積極的なマーケティングに乗り出していないにも関わらず、消費者のレビューなどの口コミで市場が拡大したことに鼓舞されている。微細粉塵対策などでユーザーが必要性を感じ、すすんで製品を求めているからだ。

    世界的にも乾燥機市場の規模は着実に大きくなっている。市場調査機関のGIIによると2016年から2020年までに、世界の電気乾燥機市場は年平均で4.27%ずつ増加すると予想される。海外市場ではLG電子をはじめ、国内家電メーカーの乾燥機の販売台数も着実に増えていると伝えられた。家電業界の関係者は、「ヨーロッパでは昔から乾燥機は洗濯機とセットで購入する必要のある家電とされてきた」とし、「最近は韓国でも嫁入り道具に乾燥機が含まれているなど、必須の家電という認識が急速に広がりつつ販売量も急増している」と説明した。

  • 毎日経済_チョン・ヂョンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-07-25 18:34:53