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翼折れた韓国半導体輸出…「下半期も21%急減」


    韓国の輸出は今年の下半期も低迷状況を脱することができない見通しだ。 13大主力産業の中では、二次電池を除くすべての分野で輸出増加傾向が鈍化したり、減少傾向を持続することが分かった。

    24日、国策研究機関である産業研究院が発表した「2019年下半期の経済・産業の展望」では、二次電池産業のみが前年同期比で10%以上の成長するだけで、飲食(2.7%)と一般機械(1.7%)や自動車(0.9%)、造船( 0.6%)などの産業では増加傾向が明確に鈍化し、半導体をはじめとする他の産業はすべて減少傾向を続けると予想した。半導体や家電製品は前年同期比で10%以上も輸出額が減少すると予測された。

    精油業界でも5%ほど輸出の減少を見せると予想されたし、自動車産業は部品の輸出とルノーサムスンや韓国GMなど、外資企業の輸出量の減少が懸念される状況だ。これによって輸出は昨年よりも5.9%減少し、年間輸出額6000億ドルの線が崩れると予想した。今年の経済成長率も昨年よりも0.3%ポイント低い2.4%にとどまると予想した。単価の下落に苦しんでいる半導体産業は、13大主力産業のなかで見通しが最も暗かった。

    産業研究院のキム・ヤンペン研究員は「昨年があまりにも良かったので、基底効果は大きい」とし、「半導体単価の回復が専門家らの予測よりも遅くなり、今後はいつ輸出が昨年の水準を回復できるのか見通しにくいのが実情だ」と診断した。

    今年の下半期の輸出と輸入の両方の見通しが暗く出てきた精油業界では、危機感が広がっている。

    大韓石油協会の関係者は、「精油業界は全体の生産のうち55%程度を輸出する」とし、「輸入が最も多い米国(1位)と中国(2位)が争い、これらの地域への輸出見通しは明るくない」と説明した。続いて「先だって投資しておいたのは多いが、装置産業の特性上から生産量を弾力的に調整することが難しいため、単価がかなり下落すると懸念している」と付け加えた。

    自動車の輸出も増加傾向が鈍化して、下半期の輸出は前年同期比で1%あまりの増加にとどまると予想した。
  • 毎日経済_チェ・ヒソク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-06-24 17:46:42