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韓「デフレ恐怖」…期待インフレ率、1%台に下落

    • 期待インフレ率の推移


    期待インフレ率が史上初めて1%台に落ちた。将来の物価上昇率見通しがそれだけ低下したということだが、わが国の経済にデフレが来るではないかという懸念がいっそう大きくなった。

    26日に韓国銀行が発表した「2019年9月消費者動向調査の結果」によると、期待インフレ率は一ヶ月前よりも0.2%ポイント下落した1.8%となった。 2002年2月に統計を作成し始めて以来の最低値だ。

    期待インフレ率は2013年9月2.9%を示した後、今年8月までに5年11ヶ月のあいだ2%台を維持した。韓国銀行の関係者は「消費者は今後の物価上昇率が現在よりも低くなると見ている」とし、「期待インフレ率の低下が消費鈍化に影響を与えるか予断することは難しい」と説明した。

    今後1年間の消費者物価の上昇に影響を与える主な品目(複数回答)は、石油類製品(52.3%)、公共料金(42.0%)、農畜水産物(24.1%)の順だった。過去1年の間に消費者物価がどれほど上がったのかを示す物価認識も0.2%ポイント下げた1.9%で、統計編制を始めた2013年1月以降で最も低かった。

    物価上昇期待が低くなるほど実質金利(名目金利-期待インフレ)が高くなる負担が発生し、これは景気を追加で萎縮させることがありうる。不動産をはじめとする資産価格は下落し、借金の負担は増える「負債デフレ」につながる可能性があるからだ。

    キム・ソンテ韓国開発研究院(KDI)の経済見通し室長は、「期待インフレ率が1%台まで落ちた原因はさまざまだが、金融政策をより積極的に運用したならば現在のような水準に落ちなかっただろう」とし、「期待インフレ率の低下はかなり良くないシグナルだ」と語った。

    KDIは今年の5月に「2019年上半期経済見通し」で、韓銀が経済主体の期待インフレ率は低いレベルに固着する現象が発生しないように注意しなければならないと勧告している。現在は1.8%である期待インフレ率は韓銀の中期物価安定目標値である2.0%を下回る水準だが、先制的な金利引き下げなどを通じてこれを上げるべきだという話だ。

    政策実施期に対する懸念は韓銀の内部からも出てきた。シン・インソク韓銀金融通貨委員は、「期待インフレ率の低下は通貨当局の金利政策を無力化させる危険がある」とし、「経済が一時的な景気後退に陥ったときは通貨政策で経済を均衡状態に復帰させることが困難であり、そのぶん長期低迷の危険性が大きくなるだろう」と警告している。

    期待インフレ率は下落した一方で、住宅価格の展望心理は8年ぶりに初めて6ヶ月連続で上昇を続けた。住宅価格見通し費者動向指数(CSI)は2ポイント上がった109で現れて、9・13不動産対策が出された直後の昨年10月(114)以来で最も高い水準だ。今年3月(83)に底を記録した後、半年連続で上昇している。
  • 毎日経済_キム・テジュン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-09-26 19:41:44