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韓SKハイニックス、日ソニーの牙城に挑戦状

東京R&Dセンターがオープン 

    • イメージセンサー市場の規模


    SKハイニックスは日本にイメージセンサー技術を専門的に研究する研究開発(R&D)拠点を新設した。イメージセンサーの分野で最高の強国に数えられる日本の中心部に研究所を設置し、優秀な人材を確保して研究インフラを活用しつつ技術力を極大化するためだ。また非メモリ分野の技術の確保でメモリー半導体に偏った事業ポートフォリオを改善し、安定した事業構造を構築するという意図もあるとみられる。

    12日の業界によるとSKハイニックスは最近、日本の東京に「日本CIS R&Dセンター」をオープンし、次世代イメージセンサー技術の研究に突入した。

    SKハイニックスは初代研究所長として、ソニー出身の志村雅之氏を任命した。志村所長は1997年から18年のあいだソニーで勤務した後に中ファーウェイを経て、次世代イメージセンサーの研究責任者としてSKハイニックスに参加した。まだ設立初期であることからR&Dセンターに常駐している研究者は数十人レベルと伝えられたが、人材を継続的に増やしていく計画だ。

    SKハイニックスの日本R&Dセンターの設立は、次世代イメージセンサー技術を開発するための会社の大きな青写真だという評価だ。ソニーを筆頭にした日本は、世界のイメージセンサー市場でも有数の強豪として通じる。 SKハイニックスは日本R&Dセンターのオープンを通じてイメージセンサー分野の優秀な人材を確保し、グローバルなネットワークを活用した技術力強化で、競合他社に比べて相対的にまだ微々たるシェアを徐々に拡大するという戦略だ。

    志村所長は「SKハイニックス日本R&Dセンターのオープンは、日本に集中したさまざまなリソースを十分に活用するためのもの」だとし、「日本の大学との共同R&Dを通じ、SKハイニックスのイメージセンサー事業に多方面で貢献できる」と述べた。

    SKハイニックスは現在、京畿道の利村と清州事業場に、イメージセンサーの生産ラインをそれぞれ1つずつ稼動して製品を生産している。特にSKハイニックスは今年、既存のDRAMラインの一部をイメージセンサーの生産ラインに転換し、供給過剰状態にあるDRAMの生産量を調節しつつイメージセンサーの生産量を増やして市場の需要に対応している。

    現在、SKハイニックス全体の売上げでイメージセンサーの占める割合は2~3%水準に過ぎない。 SKハイニックスは現在、低画素から1300万画素の製品を中心にモバイル機器の需要に対応してきたが、今年の下半期には1600万画素の製品をはじめとし、来年には4800万画素まで製品群を拡大して高画素・高付加価値市場への進出を狙う。

    • 今年のシェア見通し


    イメージセンサは第5世代(5G)移動通信、自律走行、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)などの第4次産業革命の時代が本格化することにより、スマートフォンだけでなく自動車やロボットなどの用途で需要が急増している。市場調査機関のTSRによると、世界的なイメージセンサー市場は昨年の131億ドルから2023年には244億ドル規模に成長する見込みだ。毎年10%近く成長するだけに、その潜在力は大きいという評価だ。

    IHSマークイットによると、昨年のイメージセンサー市場はソニーとサムスン電子がそれぞれ49.9%と19.6%のシェア(売上高ベース)で二強体制を固めた。 SKハイニックスはシェア5.6%で4位を記録したが、すばやい膨張が予想される市場であるだけに、積極的な投資で市場支配力を強化するという方針だ。志村所長は「日本R&Dセンターがイメージセンサー事業の橋頭堡の役割を果たすためには、革新的なソリューションを開発することが重要だ」とし、「より広い範囲での技術検討を進めており、このような努力は新しいイメージセンサー市場の創出の鍵になる」と強調した。
  • 毎日経済_チョン・ギョンウン記者/ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-11-12 17:55:35