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LGディスプレイ…「OLEDで中国市場を掌握」
- 中国のディスプレイメーカーによる低価格の液晶表示装置（LCD）攻勢で危機を迎えたLGディスプレイは、中国の有機発光ダイオード（OLED／オーレッド）市場を攻略して突破口を見出す。最近、竣工した中国・広州のOLEDパネル工場の量産体制を年内に確立し、成長性の高い中国のOLEDテレビ市場へのパネル供給を大幅に拡大しようとする計画だ。
15日の業界によると、LGディスプレイは去る8月末に竣工した広州OLEDパネル生産工場の歩留まりの底上げに集中している。 LGディスプレイは8.5世代サイズの原板を基準に、月6万枚を生産できる量産体制を年内に完全にととのえて中国内のOLEDパネルの需要に対応するという方針だ。8.5世代原板は55インチパネル6枚、または65インチのパネル3枚を切り出すことができる。
中国はLGディスプレイがOLEDパネル市場を拡大するために戦略的に最も重要視している地域の一つだ。世界のOLEDテレビ市場での中国の割合は、2018年の6.5％から2022年には14％と2倍以上に高くなると予想される。
現在、中国テレビメーカーの中でOLEDテレビを製造しているハイセンス（海信集团有限公司）、スカイワース（創維数碼）、コンカ（康佳集団股フン有限公司）、チャンフン（四川長虹電器）など4社だ。これらにシャオミ（小米科技）も来年の第1四半期にOLEDテレビを発売すると明らかにし、中国のOLEDテレビメーカーは5社に増える予定だ。
現在、大型のOLEDパネルを作るディスプレイメーカーはLGディスプレイが唯一であり、中国のテレビ製造5社はすべてLGディスプレイからパネルを供給される。 LGディスプレイは最近、北京の主要テレビメーカーを招いて技術説明会を開催した。 LGディスプレイは中国内のOLEDパネル供給量を来年は100万枚に、2021年には200万枚に拡大する計画だ。 - 毎日経済＿チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-11-15 20:06:48
